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「如何でしたでしょうか、音の方は?」とお尋ねしますと。
『昨日納めたばかりですが、良かったですよ』。
『何せ!、音の調整が楽なのにはビックリしました』。
『今までは音のバランスを取るのに随分時間が掛かっていたのが嘘のようでした』。
『良い音のする場所が沢山あるんです・・・』
『とにかくぶっちぎりの良い音でした』。
こんな感想を述べてくれました。
使ったケーブルはSP-RGB2Cです。
フロントのミッドとハイに5.77mが2本、トランクにウーハー用に2.47mが1本です。
半端な長さでしょう・・・!?。
日頃は0.9kaiser(94.5cm)が音が良いと推奨してたのに・・・。
カイザーは一体どうなっているの?とお思いでしょう。
カーオーディオのように機材も搭乗者も常に振動にさらされている状態では、音が良いと感じる条件がホームオーディオと同じであるはずが無いと考え、導き出した音の良い周期のマジックナンバーが0.785kaiser(82.4cm)です。そうですね、動いている的を馬で走りながら射るようなものです。方やホームオーディオの場合は固定されている的に対して伏せて狙いを定めて打つというイメージです。
ただこれは電源ケーブルやスピーカーケーブルといった大電流を扱うところだけの話で、インターコネクトケーブル等は従来と変わりません。特に車を走らせた時にその効果を実感して頂けるでしょう。
今回使ったスピーカーケーブル(SP-RGB2C)の長さと値段表です。
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1.65m |
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45,000円 |
2.47m |
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50,000円 |
3.29m |
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62,000円 |
4.12m |
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78,000円 |
4.94m |
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98,000円 |
5.77m |
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122,000円 |
6.59m |
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148,000円 |
帰り際には、第1号で好結果だったので年明けには土屋社長自身の愛車にもローゼンクランツのフルセットで組みたいと言ってくれました。それも10チャンネル以上になるそうですから、ケーブルだけでも何百万円になるかもしれません。また自信家の彼はこうも付け加えます。『カーオーディオ業界において、ローゼンクランツの音の良さが評判になるのも時間の問題ではないですか』と。
両者のノウハウを組み入れると果たしてどんな音になるのでしょう・・・・・。
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