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東京オートサロン2005



 1月の14fri.15sat.16sunの3日間幕張メッセで開かれた東京オートサロンに行ってきました。私が行ったのは14日です。午前中は業者の招待客のみで、一般の人は入れないのですが、午後からは3,000円の入場料を払えば入れます。土日は確か2,000円だったと思います。それでも物凄い人なんです。

 とにかく驚きの連続です。先ず初めに度肝を抜かれたのが駐車場の広さとそのおびただしいほどの車の台数です。ご覧下さいこの数。メインストリートをまたぐように陸橋が掛けられていて、その少し高いところから車のサンルーフから手を伸ばして片手で取った写真です。


 入場者は25万人にも上るそうです。オーディオショーと比べると熱気がまるで違います。来場者の年齢層も15歳は若いのではないでしょうか。とにかく圧倒されました。その様子を沢山撮ってきましたのでご覧下さい。

 
 なかでもお目当てはコンパニオンガールといったマニアも多く、出展している車なんかそっちのけで、彼女たちに近寄り、必死でシャッターを押しているんです。また、それに応えるようにコンパニオンも作り笑顔ではあっても精一杯ポーズを取っています。私には理解しにくい奇妙な光景でした。


 そんな事よりカーオーディオコーナーを探さなければなりません。ガイドブックを買って見てみるものの何がどこにあるのか探すのに一苦労です。やっと探し当てたパイオニアのブースに挨拶に伺いましたが私の知った方がいないため、次はアルパインのコーナーに向かいました。アルパインは物凄い力の入れようで、やる気に満ちていました。


 ここで私は釘付けにされてしまいました。耳を刺すような強烈な高音で30秒と聴いておられないようなのもありましたが、素晴らしい音のバランスに仕上がった車も沢山あったのには正直言ってショックを受けました。

 音もさることながら、そのアイディアとデザインセンスに驚かされました。満載されたAV機器に包まれる空間は、ある種自分だけの理想のビジュアルサウンドの世界を表現出来ていて、それは誰もが子供の頃に見た夢とアイディアに満ち満ちているんです。


 優秀なデザイナーであると共に、工芸家、指揮者、プロデューサー、ミキサー、振付師といった多彩な才能を持ったマルチ人間である必要性を感じました。今回このオートサロンに足を運んだ事が、今後の私に大いに刺激、いや、衝撃を与えてくれました。

 カーオーディオの世界に首を突っ込んでしまった私ですが、果たして何が出来るのでしょうか?。三度目の人生に巡り合えたようで、自分でも楽しみになってきました。


 また、走りの為のチューニングのコーナーにも行き、私の目に留まったのがホンダのスポーツカーに手を入れた物でした。ドライブシャフトを軽いカーボン製に変えてトルク負担を楽にする試み。

 そして、後輪から後ろに掛けて丁度とランクルームの下に相当する所ですが、この部分にカーボンで出来たカバーを取り付けていました。乱気流を抑える事によって車体の流れがスムーズになるのでしょう。これは私がいつもステレオのセッティングで心掛けている事と同じ考え方でしたので、興味を持ち担当者の方に詳しく質問もしました。これも大いに勉強になりました。音の向上において私が目星をつけている事に間違いがなかったと確信を得るのに充分な出来事でした。



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