トップ情報カーオーディオに関する情報「ビッグ佐藤」と「リトル佐藤」

「ビッグ佐藤」と「リトル佐藤」



 去年の秋、札幌のPIT TWOと一関にあるサウンド フリークスさんが、パイオニアの勉強会で上京された際にある著名な方に連れられてローゼンクランツの東京試聴室を訪ねてくれたのです。そのお二人は佐藤さんといって苗字が同じです。身長が20センチほども違うノッポとチビさんです。それ以来私は「ビッグ松井」、「リトル松井」にちなんで、「ビッグ佐藤」、「リトル佐藤」と呼んでいます。

 その内電話を掛けて来た時には自分の方から『ビッグ佐藤です!』と名のるようになったのです。まるで関西ばりのノリには驚きました。そんなお二人は音に対して大変熱心で、ケーブル発売と同時に『ローゼンクランツのケーブルでデモカーを作るぞ!』とやる気満々なのです。

 共にサブウーハー1発、フロント3wayのデジタルマルチで組みます。使用するケーブルはフロントがSP-RGB2です。ウーハー部だけには、1.65mのモノラルでも14万円強もする最高級のRGB3です。特にPIT TWOのデモカーはBMW X5で、昨年の パイオニアカーオーディオコンテスト、デジタル部門の優勝車です。そんな実績のある車にRGBケーブルは見初められたのですから、有難く名誉な事です。

 そんな矢先に、一関のリトル佐藤から『BMWの5シリーズにインストールが完了したから聴きに来ないか』と誘いの電話があったのです。綺麗な仕上げはまだしていないけど、とにかくRGBケーブルを装着した音は、『過去に体験した事が無いほど凄い音が出ている』というのです。

 もちろんそれだけではなく、お得意様に声を掛けて頂き、ローゼンクランツの試聴会をやる予定にもなっております。さらにもう一つ別の用事として、私のマイカーでありますマセラッティーのクアトロポルテにカーコンポを付けて貰う事です。

 今年になって1度しか乗っていないので、「ひょっとして、バッテリーが上がってやしないかな?・・・」とへんな予感がしたので、地下の駐車場へ下りてテストしますと、カチッ、カチッというばかりです。時計も夜の8時を回っていますのでどうにもなりません。仕方なく明日はシトロエンで行く事にしました。

 それにしても、この数ヶ月は猫の手も借りたいほど忙しかったので、そんな事にまで気が回らなかったのです。

 もう朝の4時が近いので、一関での出来事は続きにします。


← Back     Next →