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ローゼンクランツのRGBケーブルでインストールしたQUANTUMさんの2台目のデモカーが完成したというので早速訪問しました。アウディーA3ハッチバックです。フロントにはイートンの2ウェイスピーカー。トランクルームにはヴェロダインの12インチウーハー1本で構成される3ウェイマルチです。
夕方の7時ごろにアポなしでお伺いしたのですが、土屋社長はお出掛けです。8時過ぎまで待っても、戻ってこられないようなら失礼しようかなと思った矢先に帰って来られました。
「お留守の間にちょっと聴かせて頂きましたが、エージングと共に良い音になりそうですね」。
「ちょっと気になるところがあるので、お時間さえ宜しければ調整してみましょうか?」。
『駐車場に広島ナンバーのシトロエンが止まっていたので、
カイザーさんが来ている、これはラッキー!と思ったんですよ』。
『時間は構いませんのでお願いします』。
「基本的にシッカリ出来ているようなので、
ほとんど手を付けるところはありませんが、私ならではの方法でやってみます」。
ドアーに取り付けてあるミッドユニットですが、エネルギーの方向が左右揃っていません。でもこればっかりはメーカーサイドでの製造管理上の問題ですから、一般にはどうしようもありません。せいぜいスピーカーターミナルの位置で合わすとか、錦糸線の位置で合わしたり、はたまたメーカーのロゴマークで合わすぐらいのことしか出来ません。
この違いを耳で聞き分けられるようになるには相当の訓練と集中力が必要です。でも、私に出来たのですから努力次第ではどなたでも可能だとは思います。
それを示すように、ホームオーディオの一部高級品に限っては完璧にユニットのエネルギー管理が出来ている物がありますので、その内普及商品にもフィードバックされる時が来るでしょう。今日のユニットに関しては、左側が時計でいうところの9時の方向に向いています。右側に関しては7時の方向ですから、右チャンネルの音がキャビン方向に向かって伸びてこないのです。
「すなわち左と右のスピーカーのエネルギーの出方が逆相のような形なんです」。
「これさえ調整してやればとんでもない音になりますよ」。
『ケーブルの長さが一杯一杯だったので動きますかねぇ?』。
ギリギリで何とかなりそうです。ついでにネジの加速度組み立てもします。ネジの締め付けに関してはこの車を仕上げたご本人にやって貰った方が、一貫した力加減で統一出来ますからその方が良いのです。私は外したネジをここへお願いしますと手渡すだけです。
調整し終わった後、一番に土屋社長に聴いて頂きます。
『これは凄い、信じられないような音、いや音楽だ!』。
『これは、モービルエレクトロニクスショーに出展したら同業者の度肝を抜くよ!』。
『特にDVDプレーヤーのヘッドユニットでこんな音を出したらみんなビックリするよ!』。
『あと、欲をいえば左のレベルをほんの少し下げる位でしょうか・・・』。
「さすがですね!土屋さんの耳は!」。
「これは口を開けないでおこうと思ったのですが、
その点に気づかれたのであれば放ってはおけないですね」。
「実はウーハーのエネルギーが少し左寄りになっているのが原因だと思います」。
「これも右に45度、すなわちネジ一つ分だけ向きを変えれば解決するんじゃないですか」。
「ついでですから、これと同じネジを持ってきて頂けますか、

どうせなら最高の加速度組み立てをしておきますから」。
再度車に土屋社長が乗り込んで試聴です。
『信じられない!、解決した!』。
『完璧に定位している』。
『文句の付けようがないほどだ!』。
『500万掛けたってこんな音は手に入らないよ!』。
「ここまで顕著に反応するのは取り付け技術がシッカリしているからでもあり、
ローゼンクランツのケーブルが素晴らしいからでもあるのです」。
『音楽好きなら、この音を聞いたからには絶対欲しくなるだろうネェ・・・』。
「18、19のエレクトロニクスショーが楽しみですネェ!・・・」。
「当日はQUANTUMさんのこの車が話題を独り占めするんじゃないですか!?」。 |
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