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J clubさんへ行ってきました
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J
clubさんは神の国出雲にあります。広島から浜田までの中国山地越えは高速で行けます。その後は国道9号線を東に約100キロ、のんびりと走らなければなりません。目的地まであと20キロぐらいのところにさしかかった時、携帯が鳴りました。
一関の佐藤さんです。
ドアーの取り付け加工の指示が欲しいとの内容です。
「その部分はですネェ・・・、!、?」。
空き地に車を停めて話をしておりますと、ボンネットの隙間から白煙が上がって来ました。
「アレレ・・・、大変だ!、大変だ!」。
一瞬何かが燃えているのかと思いましたが、開けてみると水蒸気がラジエーターの予備タンクから間欠泉のように吹き上がっております。完全なるオーバーヒートです。
時速50キロぐらいでゆっくり走っていた時には水温計の異常には気がつきませんでした。電動ファンが回っていなかったんでしょう。エンジンが冷えるのを待って、近くの民家で水を貰い、補充してエンジンを始動させると元気よくかかりました。行きつけのシトロエン有明サービスセンターに電話をかけて尋ねると、ボッシュ製のリレースイッチの故障はよくあるらしい。
ひと段落したところで、予定の時間に遅れる旨の電話をJ
clubさんに入れます。
「車がオーバーヒートしまして、これから修理してもらってからの訪問になりますので、予定より2〜3時間遅れそうです」。
『マジっすか?、それは大変ですね!、気をつけてお越し下さい』。
近くの修理工場に駆け込み相談すると、5キロぐらい先に車の電装屋があるから、そこで応急処置をしてもらうのが一番ではないかとの結論に達しました。部品が到着するまで一泊を覚悟しましたが、カプラー共々国産の部品での交換修理なら可能だと言う。
「助かります、その方法でお願いします」。
原因の部品を見せてもらいましたが、真っ黒に焦げてスパークした跡があります。念入りに調べると全部で4つある中のスイッチの二つが壊れていました。
「幾らでしょうか?」。
『部品代と工賃込みで1万円下さい』。
「それでいいんですか?」。
事無きを得ました。
白煙騒動にけりがつき、J
clubさんへ電話を入れてみますと昼食に出かけたのでしょうか、受話器が上がろうとしません。ならばと、遅れついでに私も昼食を済ませてから訪問することにします。すぐ近くには多目的ホールの出雲ドームがありますので、これを目標に来れば迷わなくてすみます。最近出来たばかりなのでしょう、その真新しい店舗は駐車場も広く申し分ありません。
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本音を語るには時間を必要とするのが、私の持っている山陰の人のイメージなのです。しかし、それとは反対に大田社長はにこやかでありながらも、ハッキリと自分の考えを前面に出します。とにかく言葉の歯切れがいいのです。こんな風です。
「いかがでしょうか?、ローゼンクランツのケーブルは?」。
『凄いですよ!』。
『聴いた方どなたも驚いていますよ!、その音の素晴らしさに!』。
『すぐにとは行かないまでも、先でこのRGBシリーズは売れて行くでしょう』。
『いつかはこのケーブルが欲しいと言う方ばかりです』。
『確実にファンが育っていますよ』。
「今日は第2のブランドである、ミュージックスピリットのケーブルのご案内に上がりました」。「1メートル当たり3,000円前後になりますが、RGBシリーズに肉薄するぐらいの性能になると思いますので期待していて下さい」。
『それならすぐにでも売れますよ』。
『メッチャ売る自信ありますよ!』。
『出来上がりましたら、すぐにワンロール送ってください』。
頼もしい限りの言葉が返ってきました。 |
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