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M.Hさんから頂いた「GIANT BASE」の感想



 ----- Original Message -----
 
From: <M.H>
 
To: "貝崎静雄 (ローゼンクランツ)" <info@rosenkranz-jp.com>
 
Sent: Tuesday, May 22, 2007 9:28 PM
 
Subject: スパイク受け新作の感想

 貝崎様、

 新作のスパイク受け(ごめんなさい、まだ商品名を聞いていませんでした)のセッティングに、わざわざ我が家まで来ていただき、ありがとうございました。あれ以来、新旧のディスクをとっかえひっかえ、聴きまくっております。やっと冷静に感想をまとめられそうになってまいりました。

 ALR JORDAN NOTE 7のスパイクを受ける形でセッティング。期待していたのは、鋭い音の立ち上がりに感じられた、パッシブ特有(?)の一瞬のもたつきの解消。しかし結果はそれだけではなく、期待を大きく上回っていました。


 カーペット部分にあるのが純正のスパイクと、10年ほど前に私が納めたREXタイプのスパイク受けインシュレーターです。直径35ミリのREXタイプがGIANT BASEと比較すると凄く小さく見えます。

 まず驚くのは、圧倒的なSN感の向上。音が鳴る前から感じられる空気感。全体的にはボリュームを下げたかと思われる静寂感があり、その中にぽっかりと、しかし確かな音像が浮かび上がります。そしてピアニッシモの美しさ。NOTE 7でここまでのSNを得られるとは思いませんでした。

 さらにレンジ感の広がり。上方向にも下方向にもすっと自然にレンジが広がったようで、低域は深く且つ軽やかに、高域はどこまでも倍音が重なっていくようです。

 しかしさらに驚いたのは、スケール感の向上です。オーケストラで、いくつもの楽器がフォルテッシモになる瞬間、今までは箱の限界とあきらめていた目詰まり感がすっかり消えて、突き抜けるように、軽々とNOTE 7が鳴っています。

 箱のサイズがひとまわり、いやふた回り大きくなったような印象です。考えてみれば、振動が大きければ、それだけ振動の瞬時の処理性能がスピーカーの足回りには必要とされるわけで、だから特にフォルテッシモでの効果が大きいのかもしれません。


 同時にやっていただいた、ラックのスパイク受けの新作への交換、ユニットをとめるネジのトルク調整、スピーカーの位置決めなど、すべての効果が出ているのは間違いないですが、それにしてもこの新作スパイク受けは大ヒットだと思います。

 ありがとうございました。


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