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----- Original Message -----
From: "D.H"
To: <info@rosenkranz-jp.com>
Sent: Wednesday, July 09, 2008 12:14 AM
Subject: 瀬兵音鏡の感想
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D.Hです。
遅くなりましたが、瀬兵音鏡についての感想です。
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2種類のピンケーブルと同時にテスト
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瀬兵音鏡が届きまして、いろいろなCDを試聴してみました。また、丁度この時期、ピンケーブルを新規購入しました。今迄使っていたもの(Kontak Link503)は透明感や繊細さ・芸術性重視のタイ プ。
新しく購入したもの(武藤製作所ソリッドオーグライン+プラチナRCAケーブル)は音に温かみ・肉質感があるタイプで、Link503と比べると音がまったりしていて、繊細さ・音の透明感は少々劣ります。それぞれ良さがあります。
そのため、今回の試聴はピンケーブルによる音のタイプの違いの上に、”瀬兵音鏡”使用前・使用後をそれぞれ試聴したことになります。また、試聴に際しては、ローゼンクランツのCDスタビライザー(STB-5)を使用しています。
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STB-5との相乗効果はあるのか?
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このスタビライザーだけでもCDのポテンシャルを大変引き上げますので、これ以上にCDのポテンシャルを引き上げることができるのかという点にも興味がありました。
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この音の変化をどう表現すべきか?
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いろいろなCDで試聴しましたが、この音の変化をどう表現したらいいか、悩みました。どういう表現がこの音の本質を表すのだろうかと。
感動的な音になると言ってしまえばそれまでですが、もっと分析的に考えると・・・その上での結論は次のような感じです。
まず、音の伸びやかさが違います。
大変伸びやかによく鳴る。
それが一番印象に残ります。
開放的というのが正しいのか迷いますが、大変気持ちよく鳴っている感じであり、音に力強さも感じます。いささかゲインが上がったかと思うくらいです。音のキレもいいです。
音の鳴っていない空間の静けさが良くなり、音の繊細さも非常に良く表現しています。音の本質的な感触(冷たい感じであったり、暖かい感じであったり)には、あまり変化はないようです。これは良い点だと思います。
録音自体がもやっと録音されているソフトでは限界もありますが、”瀬兵音鏡”を使ってみると録音自体がもやっとしているのではないのだな、というものが結構出てきます。
慣れてくると「このCDに瀬兵音鏡を使ったらこういう音になるだろうな」というのが見えてきます。ですが、実際に使ってみると、想像よりもいい音で鳴ります。(これが分析的には言い表せない感動的な部分なんでしょう。)
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ピンケーブルそれぞれの音のタイプによる違いは、
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音の繊細さ・S/Nに良さがあるLink503を使用している場合にはS/Nがさらに良くなり、長所がそのまま良くなった感じです。基本的に上記の良さはあります。
音の温かさ・肉質感に良さがあるソリッドオーグライン+プラチナRCAケーブルでは、音に繊細さ、キレが加わり、Link503に比べて劣っていた部分でもかなり追いついた感じであり、上記の良さが極めてはっきり出ます。
ということを踏まえると、S/Nを徹底重視したようなシステムよりも、S/Nは劣っても、肉質感があるようなシステムに使った方が、効果が良く出るようです。
まあ、どっちにしても。
大変良い効果です。
理屈的には何故こんなに音がよくなるのか、全くわかりません。ホントに。でも、気のせいとかいうレベルではなく、本当に良くなるんですから、それでいいでしょう。
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”瀬兵音鏡”は一生使える
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ケーブルやオーディオ機器では、買い替えや寿命等があり、気に入ったものでもいつまで使うかはわかりません。”瀬兵音鏡”は、CDを使っている限り、一生使えます。費用対効果は大変高いものがあります。
オーディオ機器やケーブルその他を選んで自分の望む音を求めた上で、さらに良くなるのですから、何も言うことありません。
あなたのシステムは真価を発揮していますか?
まだまだ良くなる可能性を秘めているのではないですか?
さらに良い音を望む人には、”瀬兵音鏡”をお勧めいたします。
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