売り手の人にこそ音楽を聴く喜びを感じて欲しい |
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今回の小型2ウェイスピーカー開発のきっかけとなったのは、私がカーオーディオ業界と縁が出来てからの3年間で、全国のカーオーディオショップをひと通り回って感じた事を総括しての結論であります。
ちょっと、きついかもしれませんが、そんな私の率直な気持であり、感想に、”老婆心”と思って耳を傾けて欲しいのです。
その店頭で聴く音の音楽性の無さと、
オーディオ的技術の低さには愕然としました。
これはいかん!
販売に携わる人自身がもっと音楽を聴く喜びを、
理屈抜きに体感体得して貰わねば!、
と強く思ったからです。
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タダはタダの物でしかありません |
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デモ用にとメーカー等から用意された箱に収まったスピーカーは、大半がポン付け程度の販促物ですから、ジックリと練り上げられた様子も無く、所詮、タダの箱はタダの物でしかありません。
その音は感動とは程遠く、そんなレベルの物を恥ずかしくもなく案内して回るものだと思うと共に、同業者の立場からすると、むしろ聞かせない方が良いのでは?、と思わず口が開きそうになります。
しょうもない音ならば、タダで配っても歓迎されるものではなく、むしろ、罪をばらまいて歩いているに等しいという事を認識すべきでしょう。
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オーディオメーカーの衰退原因はどこに? |
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悲しいのは、作り手、売り手を問わず、その音楽センサーの働かない人間が、オーディオの仕事に携わっていることがそもそも大問題なのです。
大沢親分なら、
「渇!ではなく、職変えしろ!」となるでしょう。
もはや手の打ち様が無いほどメーカーの看板は地に落ちてしまったのです。そんな魅力の無い音を訴求していたのでは、お客様は減っても増える事はありません。
言葉は良くありませんが、オーディオ業界そのものが、今までは刈り取りばかりに目が行き、種をまいて育てる事をおろそかにして来たように思います。
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カイザーサウンドが”真のオーディ道”を説きます |
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ここで”何かが変わらなければ”と考えると、今しか無いという思いに至りつきました。還暦を機に生まれ変わったつもりで、口を開ける私の言葉を”天の声”として受け止めて欲しいと思います。
RK-MR(Music Reference)は、”音を計る物差し”として名を馳せた「カイザーゲージ」に始り、音と音楽の違いを徹底的に研究してきた、カイザーサウンドの数々のノウハウを投入して完成させた渾身の作であります。
コンパクトなサイズでありながら、これほどまでに音楽の虜にさせられるようなスピーカーが過去にあったでしょうか。
”Hertz”のMilleシリーズのユニットを使ったRK-MR(Music Reference)には、オーディオに興味の無いお客さんでも、その場でゼロから1に変えられるだけの魅力と力を持っています。
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オーディオマインドのあるプロショップを育成したい |
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結論を申しますと、RK-MR(Music Reference)は、オーディオ技術の向上心を持つカーオーディオショップにとっての必需品と受け止めて欲しいです。
そんな皆さんの為に、オーディオ的能力の2ステージも、3ステージものアップを願って開発したモデルです。
これからの時代は、何が売れるかではなく、売るにふさわしい商品を見極める力を身に付けるところから始めなくてはなりません。
Music Referenceはその羅針盤と成り得るスピーカーです。
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日頃の環境が大切 |
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日頃から良い音を聞いていると、身体に染み込むように、自然な形で音楽を受け止める感性が身に付いて行きます。
それは、運送屋さんが一日に何トンもの荷物を運んでいると、知らない間に力が付くのと同じで、Music Referenceは音楽センサーの基準値をドンドンと引き上げてくれます。
それこそが最大の力となって働き、車にインストール後の音調整でも、あっという間に良い音を作れるようになるのです。
劣悪な音のオーディオ環境の中で仕事をしていると、何百台のカーオーディオを取り付けたとしても良い音を作る事は出来ません。
「聞くは一時の恥」
「聞かざるは生涯の恥」
心機一転!、初心に帰り、基本に忠実に、
Music Referenceと共に感性を磨くことから始めませんか!?。
カイザーサウンドはカーオーディオ業界に旋風を巻き起こします。
そして、魅力ある音作りにおいて、強力なバックアップを惜しみません。
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