情けないかな、使う前の段階から無意識下で「自分には無理だ!、出来ない!」と決めて掛かっていたのです。やってみて出来そうな感じがすると、楽しくなり、嬉しくなり、俄然やる気になる子供の感覚と同じです。正直言って、難しいなんてものじゃありませんが、それだけにだんだんと音楽のエキスが抽出されてくる様子を感じれると夢中になります。また、触ると崩れる、そんな連続です。
試みる度に多様な変化をするのですが、その中から「何か法則性はないものか?」私の脳の集中はピークに達します。燃料メーターの針も目に見えてどんどん減り、ふと気がついた時には夜は完全に明けています。10年程前にカイザーゲージの元となるスピーカーアタッチメントとの格闘をしていた時に似ています。
2台のデモカーのイコライジング調整に掛けた時間は驚きに値するほどです。それぐらい短期に集中して取り組みました。そのイコライジング調整というものは大変奥深く、ある帯域のレベルが一ヶ所0.5デシベル違っただけでも雰囲気がガラッと変わってしまうほど怖いのです。
「音楽のエッセンスが抜け落ちているのはこれが原因だったのだ!」。
これで長年分からなかった音楽ソフトから感じる謎がやっと解けたと思いました。 |