バッテリーケーブルにどれだけの音の差があるのだろう・・・

「8ゲージのバッテリーケーブルが完成したのでよろしくお願いします」。 　代理店のクラスAさんに電話をしました。 　『メートル単価いくら位ですか？』。 　「2,200円です」。 　『8ゲージというと一般的には1,000円以内の物が多いのでちょっと難しいのでは・・・』。 　『音に大きな差があるのなら別でしょうが・・・』。 　バッテリーケーブルに音の差がそんなにあるとは思っていないようです。 　「そうですね、商品を持って明日お伺いしますので聴いてみて下さい」。

クラスA試聴室での出来事

『高級感がありますねぇ、二階に試聴室がありますので、早速そちらで聴かせて下さい』。 　現物を見ると昨日の電話の受け止め方とは明らかに反応が違いました。 　HELIXのアンプにDLSのスピーカーが繋がれております。 　「今鳴っている音についてなんですが、スピーカーの置かれている場所がこの部屋の谷間にあるのが原因で低音に力がありません」。「野球でいうと、速い球に差し込まれ、詰まった当たりのピッチャーゴロのような感じです」。 　「スピーカーの位置を数センチ動かして、クリーンヒットの打球のイメージの音にしますよ」。 　「どれぐらい動かしたか分かるように元のスピーカーの位置にはテープでマーキングしておきます」。 　「如何ですか？」。 　『まるで、パワーのあるアンプに換えたような違いですねぇ！・・・・』。 　「凄い違いでしょう、スピーカによって動かされた空気の反射のパターン、すなわちタイミングの違いによってこんな現象が起きるのです」。「何を試聴するにしても、こうしたグッドコンディションで聴いて頂かない限りその商品の持っている本当の能力は正しく判断出来ません」。 　『いやぁ〜それにしても驚きです』。 　『東北でのセミナーの時は旅館の大広間でしたので分かりにくかったですが、今日はいつも聴いている環境だから凄くよく分かります』。 　『恐ろしいほどの違いですね』。 　「そうなんです、これこそが『音のカラクリ』なんです」。「カイザーゲージには音の良し悪しの周期性が目で見て分かるように、アナログ波形で表していますので、誰にでも簡単にスピーカーセッティングが出来るのです」。

Quick Response8の実力

「それではカーオーディオにおけるバッテリーケーブルの音の良い長さに切って、Quick Response8の音を聴いて頂きましょう」。0.785kaiser（0.824m）の2倍にあたる長さ1.65mです。有り難い事にスピーカーケーブルはBasic1を繋いでくれています。 　『何！、この音！・・・』。 　『・・・・・・・・・・』。 　＜しばらく絶句状態＞ 　『これは凄い！ここまでの違いがあるとは正直思いませんでした』。 　『こんなに音が良いのなら是非とも力を入れて売っていきますよ』。 　『売れるかなぁ〜』から、『売りたい』に変わった瞬間でした。

カイザーサウンド有限会社
担 当		貝崎　静雄（かいざき　しずお）
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Hiroshima		Tel 082-230-3456

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