今回で2度目となる私にとってのデモカー製作はMusic Spiritケーブルの魅力をアピールする為のものですから、アンプやスピーカーには高級品は使いません。カーオーディオに限った事ではありませんが、「音のカラクリ」を研究してきた立場の私としては、高級機器で組み上げることが高性能な音に繋がるとの「ハード重要説偏重思考」に一石を投じる意味もあります。 前回のローゼンクランツのデモカーの唯一の欠点は私の職人芸で作り上げたところにありました。それは感覚によるところが大きく人に伝えきれない部分があまりにも多過ぎて他の人によっての再現性が困難な点です。 今回はそこを反省点とし、誰がインストールしても魅力ある音楽を鳴らせるようにしなければなりません。その為には目で見て分かる数字や構造を中心に設計する必要があります。また同時にそれらの技術を公開するつもりでおります。
![]() 車の場合そのドアーの形状で大方の音が決まってしまいます。そんな事があっては意図する音を作り上げる事が出来ませんので、何とか良い方法は無いかと一生懸命に考えました。その必須条件となるテーマはウーハーボックスと同じテンポやリズムを奏でるにはどうしたら良いかです。
![]() エンクロージャーがこうした倍音関係にあればバイオリンとチェロ、あるいはコントラバスといった関係と同じになるのです。オーディオシステムの音の調和を取るためには何がしかの共通項を持たせる必要があります。その数が多いほど音楽性が高いものになります。 |
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