温故知新

 イコライジングで出来上がった音を冷静に分析確認しましたところ、どこかで聴き憶えのある音に似ています。今のところでは3パターン用意出来ておりますが、低音はアルテック、ジェンセン、タンノイ、そして高音はInfinityやB&Wであったりします。

 今まで体験した中で強いインパクトを受けたスピーカーの音が元になっている事だけは確かです。特に低音はビンテージスピーカーには敵いません。ですから私がチューニングする音は軽くて反応に優れた高能率スピーカーの音に自ずと似通ってきます。

 「温故知新」

 そんな音を狙うなら、少なくともスピーカーの能率は90dBは欲しいものです。


 低音は箱の寸法比が何よりも一番です。

 魅力ある低音とは、軽やかでリズミカルです。

 ウーハーはエネルギーの世界です。

 パワーを取り出せる理にかなった箱でなければなりません。

 それを実現する為の一番の条件は、箱の寸法比に掛かっています。

 素材はそれほど問題としません。

 美しい和音を奏でられる、三位一体の幅と高さと奥行きが重要です。

 52.5ミリの倍数=カイザー寸法で作れば見事な低音再生が可能です。



カイザーサウンド有限会社
担 当
貝崎 静雄(かいざき しずお)
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