車の場合構造上左右の条件が完璧に揃っていますので、ステレオ再生においてはこれ以上ない恵まれた環境にあります。従いまして理に適った方法でインストールすれば素晴らしいステレオ再生が可能になります。 これからお話しする内容を先ずはトライして欲しいと思います。 音楽エネルギーは52.5ミリの倍数の粗密波によって構成されます。その習性を利用して正し状態にスピーカーをマウントしてやればテンポの良い音楽が車室空間に誕生します。 「カイザーゲージ」の赤い波の山から山までの1周期が52.5ミリになります。その52.5ミリ毎に位相の揃った山に相当するところと逆相になる谷が交互に存在します。片チャンネルあたり最大でもその1/2の26.25ミリ動かせば、ピタリと位相の揃ったところに出くわすはずです。。
1、2、3、5、9、12ミリといった何種類かの厚みのマウントスペーサーを用意しておきます。先ずはデザイン上都合の良いバッフルの厚みで仮付け状態で聴いてみます。次は12〜13ミリ増やすか減らすかして聴くと先ほどとは正反対の位相の音を聴く事が出来ます。 これだけで最初が良かったか、後が良かったかの判断がつきます。次は良かった方にその半分の6〜7ミリ増やすか減らすかします。こうして半分、半分とチェックすれば最後に1ミリ単位でピタリと位相の揃ったダイナミックでリズミカルな音を手に入れる事が出来ます。 「26.25ミリの中に、必ず位相の揃った音が存在するのだ!」、というメカニズムを分かった上で取り組めば簡単に良い音を手に出来ます。例えていうなら、宝探しをするにあたって”このエリアの中に埋めてあります”とヒントを貰ったようなものですから無駄が無い訳です。 |
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