AK-SP1000-SSをカイザーチューニング・・・その④

Alcantara(人工セーム革)のケースに入れたら、
とても耳当たりの良い音になった。
想定外だったからこれはラッキー。

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アルカンターラは持った時の、
手応えと肌触りが最高である。
滑って落とす心配も少ない。

大体の場合ケースに入れると、
こもったような音になるが、
AK-SP1000-SSとアルカンターラは、
願っても無い関係だ。


振動は相手との関係で変わるから、
答えが有って無いところがある。

自分の理想とする音に中々手が届かない・・・
奥が深いとも言えるが、
金の掛かる趣味であるのは間違いない。

私はそこを徹底して探求したので、
今では音に対して先見の当たりをつけられる。
集中すると不思議なほど音が見える。

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リケーブルの適応性を診る為に、
ローゼンクランツのトップモデル、
HP-GRb 3.5stpを繋いでみた。

圧倒的な力強い鳴りっぷりだ!
打楽器系のアタック音が堪らない!
ウッドベースのうねりもリアル!
音の礎となる低音域に安定感があるからだ。

王者の風格という言葉が似合う音である。
DAPの頂点に君臨する、
AK-SP1000-SSとピッタリなのだ。


ケーブルが固いのは難点だが、
これを聴くと耳と脳が忘れない・・・
そんな魔性の魅力がある。

さてさてこの音が出たからには、
更にAK-SP1000-SSにフィットする、
リケーブルは出来ないか?!

こんな風に良い音が出ると、
次から次に私の音楽脳は冴えて来る。


ステンレス筐体の音はクールだから、
もう少し陽気な要素が入ると塩梅が宜しい。
黒を1本減らして代わりにオレンジの出番だ。
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そう! ObRg(Orange/black/Red/green)だ。
残念な事にObRgは4.4ミリプラグしか作っていない。
試聴用に3.5を用意しておこう。

色々と頭を回転させていると、
またまた凄いアイディアを閃いてしまった。
留まるところを知らない、
私の音楽脳には困ったものだ・・・