AK380 Copperをフルチューニング

RK-Silver1とRK-Silver/BAの、
両方のオーナーであるMr.E氏が、
イヤホンやDAP等を何組か持って現れた。

Silver/BAには定番のHP-Concerto。
中森明菜を聴いてみたが、
AK380 Copperでは音がちょっと重く、
若々しく華やいだ感じが出ない。

どんなジャンルの曲を聴いても同じノリである。
そんな問題をどう解決したらよいのか・・・

『イコライザー調整で何とかなりませんか・・・?』

「勿論それはやる価値ありますが、
その前に振動対策を片付けておきましょう」

「確かに銅の筐体特有の音が、
良くも悪くも出ていますね」

機器の音がアーティストの個性や、
魅力をスポイルしてはいけない。

「イコライザーの調整はお手の物ですから、
やってみましょう」

その前に振動対策を片付けておきましょう。

音のキレやリズムのノリの良さは、
政振ステッカーの出番となる。
何と言おうとも音楽の基本はリズムだ。

さて、次はイコライザーの調整だ。

ディスプレイの幅の関係上、
20バンド全体が一目で見渡せない為、
全体のイメージが掴めない。
そこで一旦紙の上に書き記す方法を採った。

0.1db刻みで調整可能な事が分かったので、
かなりの音を作り込めそうだ。

ただ、バンド数が20の関係かどうか知らないけど、
調整周波数を見て行くと倍音であるところと、
そうでない所が混在しているので、
何とも調整し辛い。

マルチチャンネルのネットワークから、
イコライザー調整は散々やったから、、
どこをどれ位上げ下げすればよいのか、
さらさらと描き上がって行く。

音楽を耳にしていると勝手に鉛筆が動くのだ。
各周波数帯のドットを繋いでいくと、
こんな感味の仕上がりとなった。

オールジャンル行けるように、
中庸な、リズムの跳ね具合とした。

もうちょっと攻めた音創りをしてみよう。
ご本人は更に恵比須顔となる。
最後に赤マーク2か所微調整して完了。