貝崎様
京都のK.Wです。このたびは貸し出し本当にありがとうございました。本日貸し出しいただいた、NIAGARA Jr.4、AC-#35、#34の三点を返送いたしました。
最も衝撃を受けたのは#35 Music Conductorでした。ローゼンクランツ製品に共通する特徴である、音ではなく音楽のリアリティの向上が、これ一本で数段階上のレベルになりました。 これはいつか購入しなければならないと思っております。
今回購入予定であるNIAGARA Jr.4は#34との組み合わせもあって、システム全体を揺ぎ無く支える土台の力を強く感じました。音楽表現が一切ブレることの無い様子は正に圧巻でした。
ただ、音色傾向についてだけ私の求める方向性とは異なっていて、それはHUBBELL 8310の接点がニッケルメッキのためだと思われます。視聴ソースがクラシックのためもありますが、音がほんの僅かにカッチリ・タイトに感じて、楽器の音色にもう少し温かさや柔らかさ、自然で伸びやかな響きが欲しくなるのです。良い意味での緩みといいますか。
そこで不躾で申し訳ありませんが、コンセント部を真鍮接点のタイプに代えた特注品の製作をお願いできないでしょうか。真鍮接点のものとしてはHUBBELL HBL5361(或いは5261)というモデルがあり、当方で10個程度なら入手可能です。
現行製品での完成度に文句が無いため、却って音色のことが気になってしまい、悔いが残ってしまう感じなのです。無理を言ってすみませんが、ご検討いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
K.W
|