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新造語・・・政振とは?



パッと!ひらめいた言葉は『政振』


 オーディオ振動に対する言葉で、今まで私のイメージにフィットするモノが無く、何かしっくりしていませんでした。

 「制振」・・・振動を制する?、違う。

 「整振」・・・振動を整理整頓する?う〜ん違う。

 振動の時間軸の研究というタイトルで、連載で書いているうちに、ある時パッと閃きました。

 『これぞ、私のイメージ』である。

 それは、『政振』という言葉です。

 政治の政、この言葉には、先を見据え、筋道を立てて振動が流れて行く、機能している感じ、みんなで力を合わせて上手くいっている、というイメージがあります。これで私の頭の中には酸素が回り始め、大変スッキリ、爽やかになりました。


コンポ達の足並みを揃える事が大切


 ステレオというチームを構成している各々のコンポ達の足並みを揃える事こそが、良い音を生み出す為の唯一の方法なのです。同じスパイクシューズを履き、同じユニフォームを身にまとい、信頼する指揮官のリーダーシップのもとに、全員が気持ちを一つにして、そして共通の目標に立ち向かって行った時に初めて、最高の結果が待っていてくれるのです。

 すなわち、音のグレードアップを図るには、先ず現時点の問題点を洗い出し、先を見据えて、何を、どういう理由で、何の為に、どのような方法でやるのか、キッチリとした計画に則って進めていく必要があります。場当たり的な対症療法や、にわか作りの寄せ集め集団ではいけません。後々問題が噴出してきます。


『肉を切らせて、骨を絶つ』


 振動によって引き起こされた問題は、振動で解決する以外に方法はありません。相撲で時々見かけますが、目の前の白星が欲しい為に、立会いで変化する事があります。その時は勝っても、何度もは通用しません。やはり地道に正攻法で立会いを磨いて行くこと以外に実力はつかないと思います。ローゼンクランツのインシュレーターは、鋭い踏み込みによって相手のエネルギーを受け止め、瞬時に処理してしまいます。正に『肉を切らせて、骨を絶つ』。迷いの無い、勇気ある戦法なのです。


設計の基本は最大のエネルギーを取り出す事


 ローゼンクランツのインシュレーターは、響きの方向性というイメージが強いのですが、実は最小の力で最大のエネルギーを取り出す事を、一番の設計の基本にあげております。そして更に、1/100mmの精度の波動コントロールと呼ばれる製法を編み出しました。

 その事は、切れの良いリズムとテンポを生み出し、そして、その上に金属の響きの方向性を、『水平』、『垂直』共に揃えることにより、流れるようなメロディーラインと、さらに美しいハーモニーや、感情表現豊かな音楽を奏でてくれるのです。そして、何よりもそれを証明するのは、ローゼンクランツ製品の愛用者から頂く多くの”感動や喜びの生の声”であります。


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