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生命の進化に重ね見て、オーディオのルーツを探る
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良い音の構築条件を考える時に、私の直感から来るイメージは生命の進化に重ね見て、そのルーツに辿り着けばあらゆるものに適合するはずと考えるものです。 |
その進化の過程で、あるものは魚類に、爬虫類に、哺乳類に、両生類に、鳥類にとそれぞれ特技を磨き、それは見事な進化を遂げております。この多様な進化と個の魅力というものに、数あるメーカーの製品を置き換えてみることにします。そして、それぞれを比較すれば身につけた機能とか特長は違うにせよ、堂々と生きている事に存在価値を感じずにはいられません。オーディオ製品もそうあって欲しいですね。さらにその中でも私が一番感動させられるのは、全ての生き物は、どんな敵が攻めてきても、自分の身一つで命を掛けて戦う勇気と強さを必然として持っているという事です。
(後になって読み返して見ますと、「進化」というより「特化」というべきではないかと思うようになりました)。・・・2003/8/9 |
元はといえばその多様さも、水の中の微生物から出発し進化をして来たもの。その源に辿り着き、最小限必要としているDNAを見つけ出す事が全ての生き物=(あらゆるオーディオ機器)にとって必用とされるはず!、というのが私の直感であり、研究テーマです。その命のルーツに戻った時には必ず水(H2O)に辿り着きます。 |
それだからこそローゼンクランツのDNA=105という数字(水の分子の酸素と水素の結合角度)に私がこだわるのです。ローゼンクランツのインシュレーターやケーブルを使うと、音楽に命が注入されるように感じるのは、そういうところに真理があると信じています。その上ローゼンクランツの音づくりの基本は短所を嫌うのではなく、長所を伸ばすという考え方からしても心にゆらぎや波動を感じるのは当然のことなのです。 |
普段から気をつけて確認して頂きたいのですが、短所を嫌って、それを抑える方向の考え方で出来た商品はどれも「寒色系」で、そこから出て来る音は冷たく生気に欠け、いわゆる蒼いのです。片や長所を伸ばそうとするローゼンクランツの音は、明らかに「暖色系」の音で、その音には人肌の温度を感じるはずです。 |
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