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三次元音場スピーカー試聴会

　このところ三次元スピーカーの完成に向けてエネルギー全開モードです。箱の製作をお願いする所が神奈川県の相模原ですから行き帰りと打ち合わせで丸一日掛かってしまいます。どうせやるからには半端な物を作る訳にはいきませんのでついつい力が入ります。

　私のような人間は、適当にと言うことが出来ませんので、今の自分にとって出来る精一杯の力を出そうとしてしまうのです。そんなこんなで、当初考えていた物とは少し違った物になりそうです。

　当初のコンセプトは以下の通りです。
  • 卓上に置けるぐらいで手の平に載るサイズ。
  • 24時間聞いていても飽きない音。　
  • オーディオ的というよりも音楽性を重視した音作り。
  • シンプルなフルレンジユニットを使用。
  • 誰でもが買いやすい値段である事。

　5番目の買い易い値段の物にする為には、まとまった量を人件費の安い海外で作るしかありません。ただでさえ難しい音決めのスピーカーを充分な打ち合わせの出来ない状況で良い物を作る事は困難です。

　仮に安く大量に作っても音が満足いくものでなければ、耳の肥えた成熟しきった日本の市場で売れるはずがありません。そんな理由で軌道を修正せざるをえなくなったのです。したがいまして、価格的に見て買える方の数は大幅に減るかもしれませんが本物志向で行こうと思っています。


  ・　安易な受け狙いやパフォーマンス倒れにならないように本腰を入れて取り組みます。

  ・　今までに無い音楽の魅力を演出してみたいと思っています。


　試作機による第1回目の試聴会を秋葉原駅前のエンゼルポケットにて行います。

　3月6日（土）17:30

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