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ヤ軍入団表明、加藤豪将は“ポストジーター”
イチローも「いつか一緒に」

2013.6.16 MSN

【アナハイム(米カリフォルニア州)14日(日本時間15日)】米大リーグのドラフト会議でヤンキースから2巡目(全体66位)で指名された加藤豪将(ごうすけ)内野手(18)=ランチョ・バーナード高=が入団を表明した。ヤ軍遠征先のエンゼルスタジアムで試合前の練習に参加。憧れのイチロー外野手(39)と同じ組で打撃練習をした。ヤ軍幹部はデレク・ジーター内野手(39)の後継遊撃手として育成する方針を明かした。(サンケイスポーツ)

憧れの背番号「31」に続いて打席に入った。ヤ軍からドラフト指名された加藤が試合前の練習に参加。打撃練習ではイチローと同じ組に入った。

「イチローさんとは話せる機会がないと思ったけど、きょう来て話して本当に楽しかった。“これからも頑張って、いつか一緒にプレーしよう”って言ってくれました」

打撃フォームを参考にしていることもあり、加藤のスイングはイチローそっくり。スタンスだけは加藤の方がかなり広いが、慣れるにつれて左右に鋭い打球を飛ばすようになっていった。

「ジャイアンツ(巨人)で18歳のルーキーが一緒に練習するようなもの。それであんな風にバットを振れるんだから大したもの」と、ロッカーであいさつしたイチローを感心させた。

加藤は練習前、ヤ軍入団の意向を表明していた。カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)へ進学する予定だったが「来週、フィジカルテスト(身体検査)をして全部いい感じでいったらサインしようと思っている」。入団が決まれば週明けにはヤ軍のキャンプ地、フロリダ州タンパで練習を開始する。

球団は既に、ジーターの後継者として育成する方針を固めている。「重圧になるから“イチローみたい”とは言わないが、どの方向にも打てるのが魅力。守備ではグラブさばきが素晴らしい。二塁ではなく最初は遊撃手として育てていく」と本来の守備位置である二塁からの転向プランを明かしたのは、今遠征に同行しているビリー・エプラーGM補佐だ。

ヤ軍は今季中か今オフにも二塁手のロビンソン・カノ内野手(30)と大型契約を交わすことが濃厚。一方、遊撃のジーターは来季で契約が切れる。足首の故障で今季まだプレーできていない主将に代わる遊撃手として期待しているからこそ、加藤をドラフト2巡目という上位で指名した。

前日に高校の卒業式を終えたばかりの加藤は、一塁ベンチ前でのアップ中には今季限りで引退するマリアノ・リベラ投手(43)から声を掛けられた。ヤ軍期待の星となるジャパニーズルーキーの今後が楽しみだ。


加藤豪将という男

・生まれ 1994(平成6)年10月8日、米カリフォルニア州生まれ、18歳。幼少時に日本で2、3年過ごしたのち、同州サンディエゴで育つ

・野球を始めたきっかけ 1歳の誕生日プレゼントにおもちゃの太いバットとボールを贈られ「そこから野球1本でやっていこうと思ったのかもしれません」

・高校では 今年は米ローリングス社の全米選抜セカンド・チームに選出。ランチョ・バーナード高では今季33試合に出場し、打率.355、11本塁打、31打点

・日米親善試合 2010年に米国選抜で出場。興南高で春夏連覇を果たした島袋(現中大)から安打を放った

・日本語 補習校などには通っておらず「日本語は両親と話すだけで緊張する」というが、10分以上も流ちょうな日本語で報道陣に対応。敬語も使える

・日本プロ野球 日本ハムのファン。母親がプロ野球をインターネットなどで見る影響で

・憧れ ヤンキースのイチロー。対戦したい投手はレンジャーズのダルビッシュ

・サイズなど 1メートル81、82キロ。右投げ左打ち。家族は両親と姉。60ヤード(約55メートル)6秒64

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