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価値ある形で機能した日米安保条約

有事の際に「アメリカは本当に日本を助けてくれるのか?」、といった疑問の声が耳に入ってくる事が珍しくなかったが、今回の東日本大震災に対して、オバマ大統領がいち早く「日本に対する友情と同盟は揺るがない」と哀悼の意と惜しみない支援を表明した事によって両国の関係は一気に良い方向へ向うであろう。

このところの日米関係のきしみと日本政治の弱体時を狙うかのように、中国とロシアの日本に対する外交のあり方には目に余るものがあり、日に日に東アジアの情勢は緊張が高まる方向にあった。

そんな日本に追い討ちをかけるかのように、3月11日にマグニチュード9.0という日本史始まって以来の巨大地震が東日本一帯を襲ったのである。それに対してアメリカは、空母レーガンを含む計8隻の世界最強の第7艦隊を空前絶後の規模で派遣した。

この行動は、人道的支援という形で日米の安全保障が強固なものであるという証明にもなり、東アジア一帯の平和バランスが保たれる大きな成果となった事は、偶然の副産物的要素が強くはあるものの、アメリカと日本にとっては大いに利となるものである。

かくなる事態では中国もロシアも日本に支援の手を差し伸べざるをえず、友好ムードが醸成されて行く方向性が見えて来るのは歓迎されるべき事である。

また、次から次へと諸外国から支援の申し入れがあり、世界中の国々からの励ましを頂戴出来るのも、偏に日頃の日本の国際貢献を物語るものであろう。

誇らしきは日の出る国!

日本は必ず復活出来る!

日本国民の奮起の時だ!

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