トップ情報インシュレーターBABYに関する情報お蔵入りしていた初代BABYが大健闘

お蔵入りしていた初代BABYが大健闘



 ----- Original Message -----
 
From: Y.F
 
To: info@rosenkranz-jp.com
 
Sent: Saturday, May 20, 2006 11:40 PM
 
Subject: 商品購入

 貝崎様、お世話になります。

 実は昨年、エソテリックのDV-50Sを格安で手に入れる機会があり、購入しました。このクラスの買い物は初めてで、さすがに情報量と音質のすごさに驚きました。しかし、実際に音楽を聴いていると、どうも胸がつかえるような、なにかモヤモヤする感じというかイメージというか、そんな違和感があり、(気のせいかもしれないですが)自分なりにチェックしてみたところ、どうも純正のインシュレーター(スパイク、スパイク受け一体型)が、まずいようで、たいへん凝った作りをしているのですが、性能はもうひとつかと・・・。

 それで、足を避けていろいろとインシュレーターを試したのですが、底板の塗装が邪魔しているようで、どれも性能を発揮してくれませんでした。純正の足は、素人が外すのは無理な構造で、スパイク受けのみ簡単に外れました。しかし、スパイク部分がベースの内部に隠れているので、外径の小さいものか、円錐形の物しか無理で、ハーモニクスのスパイク受けを、使う事で音のエネルギーの抜け、のようなものが格段に良くなりました。

 そして先日、展示品処分でアサダ桜のボード(山本音響工芸製)を手に入れました。今までは人造大理石のボードだったので、ローゼンクランツの製品は使いませんでしたが、今回試しに古い手垢まみれの初代PB―BABYを入れて、聴きなれたCDを演奏してみました。

 「えっ、なにこれ・・・」と思わず固まってしまいました。立体感、上下前後関係の表現がすごいです。高域の伸びやキレがもう一歩なのは、ボードと馴染んでくれば大丈夫だろうと、数日エージング。4〜5日たって聴いてみると、もう文句なし。あと、ローゼンクランツのユーザーの方のリポートに、よく「温かみのある音」という表現がでてきますが、正直な話、私にははっきりとしたイメージが掴めていませんでした。しかし今回、なにか温かいと、言葉でなく感覚でそう感じました。もしかしたらこの事なのかなと思っています。

 ただ少しショックなのは、4個セットで4万円以上したのに、旧PB−BABYの方が遥かに魅力的な音でした。(ハーモニクスも悪いとは思いません)しかし人間とは欲深いもので、「文句なし」と言っておきながら、新型のBABYにしたら・・・と思ってしまい、HPを見てみると、スパイク受け専用モデルが出ているのですね。スパイクの付いているベースの穴の径を測ったところ、37mmあったので、POINT BASIEに決めました。

 本当は、ボーナスで、AC−DA614と一緒にと思ったのですが、纏め買いは、感動が1回減るので先にインシュレーターを購入します。前回購入したジャンパーケーブルの感想を書きたかったのですが、多分長くなるので、後日また書きます。正月明けにエンジェル・ポケットで購入したPin−RGB1も最高でした。

 Y.F


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