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やっと試作までこぎつけたエコブラス製スパイク



 楽しみにしていたエコブラス製のスパイクの試作が出来上がりました。

 素晴らしい出来栄えです!。

 最近の私は図面を見ただけで、

 音の良し悪しが直感的に分かるようになって来ました。

 そんな風に感覚が磨かれてきたわけですから、

 今日のように現物を見た際には、

 もっと、もっとその感じが強く感じ取れるのです。

 首を長くして待っていただけの甲斐があって、

 見ているだけでいい音楽が聞こえてきそうです。


 NCで実際に加工しているところを見せてもらいましたが、

 材料が粘硬いので少しずつしか削れず、

 10回も掛けてネジ切りをしなければならないそうです。

 短時間で作ろうとすれば刃物が早くダメになり、

 却ってセットし直すのに手間を喰われる事になり、

 どうやら今回は、『急がば廻れ』の諺どおりみたいです。


 『加工の方向はこれでよかったんですよね!?』。

 と言われて、材料が装填されているところを見せてくれたのですが、

 「何と!、それが反対だったのです」。

 まだ5本くらいしか作っていない段階だったので、まずは一安心です。

 あぁ・・・、良かった!。

 こうして、私が1本ずつ方向を確認した上で、材料には矢印を書いております。


 また、念には念を入れて105度の尖り先部分の打ち合わせをします。

 現在0.2ミリの平らな部分を残して加工しているのを、

 上手くアールでつないでもらうように細かい注文をつけます。

 『90度ならすぐに計算出来るのですが、105度ですから細かな計算がいるので、

 二日後の月曜日には出来るようにします』。

 と言う返事を貰いました。


 今の所、高性能で音の良いスパイク製品は発売されていませんので、

 ここで、ローゼンクランツが先鞭を付けたいのです。

 その為には、最後の最後まで音に対してこだわった物を創りたいのです。

 ネジ1本にまで魂を込めて。


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