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買うかどうするかは、対抗馬を聴いてから


 ----- Original Message -----
 From: "O.Y"
 To: <info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Wednesday, October 08, 2003 7:11 PM
 Subject: (NiagaraJr&AC-1S(8N))の感想


  カイザーサウンド   貝崎 様

 お世話になります、O.Yです。
 先ほど、お借りしていた 「Niagara Jr.とAC-1S(8NP)」を発送いたしました。

  <試聴の感想などを思いつくままに書いてみます。>
  
 有料試聴と言うことで戸惑いましたが、丁寧に梱包されて送られてきた 電源タップ NiagaraJrと電源コード AC-1S(8NP)。まず、造りが丁寧。一つ一つハンドメイドだそうで、なるほどと頷ける。圧倒的な物量のタップに対して、AC-1S (8NP)は、柔らかく取り回しがし易い。
 
 早速、壁コンセントから通電。抑えられたり、誇張されることのない、そのままの音が出て来た。繋いだ瞬間で、この変化は凄い。久々の手応え。でも少しだけ、ぼやけた感じ。これは、エージングが掛かってないためか。ならばと、数日於いてみることにする。
  
 2日後、私の好みからすれば、やはりほんの少し、ソフトフォーカス。電源コードを換えてみたい衝動に駆られるが、これは、この前入手したカイザーゲージを持ち出して、スピーカーやアンプなどのセッティングでコントロールすべきなのだろう。と思いつつもそのままで聴きつづけた。その変化が面白いからだ。

 音の変化といえば、まさに滝=「迸る」という表現。より生な音になった。響きや温度が増す。血が通うというのは、こういう事か。比較試聴のつもりが、思わず聴き入ることもたびたび。Hubbelの1コ口コンセントを採用している理由が、見えた気がする。4つの独立したコンセントが2コ口のそれとは違い、互いに干渉されることなく、それぞれの機器に電源を供給するためなのだと独りで納得してました。

 10日間の試聴期間の最後、梱包する前の音が多分best。奥行き感や実体感が出て来たようです。 <<送り返すことを躊躇うほど。>> 価格を考えると大変高価ですが、効果に対するC/Pはかなりのもの。試聴に出したら、そのまま帰ってこないことも多いとか。
  
 私も、購入する方向で検討させて頂きたく思っておりますが、その前に解決しなければならないこと、つまり、システムの配置替えおよびセッティング。そして、出来ることなら、近いうちに、私的に対抗馬と見なしている高解像度との噂が高いChikuma製品をなんとかして試聴し、比較検討したいと考えています。
  
 勝手を申しますが、できることならば、購入の件についてはしばらく保留ということでお願いできないでしょうか。
  
 長々と書いてしまいました。良い経験をさせて頂きました。これからも、また、素晴らしい商品およびアイディアを心待ちにしておりますのでよろしくお願いします。お忙しいこととは、思いますがくれぐれもご自愛下さい。

 それでは、失礼します。


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