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私のハートが「その実体」に撫でられている感じ


 ----- Original Message -----
 From: "T.Y"
 To: <info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Friday, December 05, 2003 12:51 AM
 Subject: Re: フェーズプラグ発送のご案内


 貝崎静雄 様

 度々の御連絡有難うございました。

 もしかして、私が以前出した、フェーズプラグ開発に関するメールの内容が、貝崎社長を焚きつけるような内容だったかもしれない、と気になっていました。そして、フェーズプラグは(価格の割には)徹底した作り込みと試聴の繰返しが必要なのではないか?、という思いもあったので、一年でも待ちます と書きました。

 「60個作って8個採用ですか!」、

 歩止まり率だけでも、

 「これは相当スゴイ物だろう!」と推測できます。

 フェーズプラグを加工する広島の箪笥のつまみ職人さん、どんな方なんでしょうねえ?。貝崎社長と通じるところがある方なのかもしれませんね。ひょっとするとフェーズプラグに限らず、貝崎社長が意図したモノは、製造する側にも「共通するある感覚」を持っていなければ作れないのではありませんか?。

 
 ところで、私は「ナイアガラJr.」のおかげで、自分の耳の感度が数段向上したと感じています。今では、「俺は音を聞いていない」と確信する事が度々あります。

  「お前一体何を言ってるんだ???」、

 「お前は何を聞いているだ???」、と言われそうですけど、

 それが上手く表現できないんです。

 
 敢えて表現すると、「目の前に物がある」感じがします。

 つまり、それだけ「実体感」があるんです。でもそれは、

 物理的に「物」を触っている感じではありません。

 カッコよく言えば私のハートが「その実体」に撫でられている感じです。

 内田光子のピアノが、サラヴォーンの声が、

 「確かに生きているのです」。

 なんか、オカルト的な表現なんで気が引けますけど、

 もしかすると貝崎社長なら、ご理解いただけるかもしれません。


 実は私は、「ナイアガラJr.」を購入する時、5秒で決めました。

  以前、5分で決めたとか何とか書いた事がありますけど、あれば大ウソです。

  実際には、3秒試聴して納得し、2秒で購入を決めました。

  今にして思えば、あの感覚は間違ってなかったんだ、と思います。

  おかしな言い方かもしれませんけど、何か『縁』のような感じ。


 「ナイアガラSt.」についても、私は「快進撃」間違いなしと思っています。

 結局、ローゼンクランツの製品は、みんな「楽器」なんです。

 単なる工業製品ではありません。

 フェーズプラグ装着後の感想については、後日メールいたします。

 ではまた。

  T.Y


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