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新しいアイディアが泉のように湧いてくる


 少しずつナイアガラ・スタンダードモデルの構想のベールを剥がして行くつもりですので楽しみにしていて下さい。もう少しで最終図面も仕上がりそうですから全体のプロポーションが見えてくる日も間近です。

 105度の角度を採用

 「ナイアガラオリジナル」と「ジュニアーモデル」はダムをイメージしたデザインですが、今回開発中の「スタンダードモデル」に関してはローゼンクランツのお家芸である、105度の角度をあしらった形になります。そして、ケーブルを上から差し込むタイプですから幾分見慣れた形のデザインになります。

 目標設定価格がジュニアモデルに比べて約半分ですから、どうしても部品のコストと組み立て工賃を削減しなくてはなりません。シャーシーに関してはどう頑張っても20%が限度です。基本的にはボディーに於ける音の違いは遜色無い程度の状態になるのではないかと思っております。

 コンセントについては拘りの1口のHBL8210を使いたかったのですが、そうすれば必ずどちらかが存在価値が無くなってしまうのは見えていますので、やむなく2口コンセントを採用する事にしました。同じ2口コンセントの中でも音は折り紙付きのHUBBELLのHBL8300を採用します。

 一番音の良い色のコンセントを採用

 そして、色も5色あるのですが、私の調査結果では音の良い順番は次のようになります。従って、従来より採用しておりますブラウンを選んだのは勿論のことです。
  1. BROWN
  2. RED
  3. IVORY
  4. GRAY
  5. WHITEになります。

この写真の色はアイボリーです。
 加速度配線の採用

 音質的に1口コンセントに劣る2口コンセントですが、そのデメリットを解消する為の方法として、今回採用したノウハウの一つに加速度配線というのがあります。先ず、ACインレットから最初のコンセントまでの配線の長さを0.15カイザー(157.5ミリ)、そして次のコンセントまでの長さを1回ループさせて倍の長さの0.3カイザー(315ミリ)にしております。その音の効果は和音のハーモニーをもたらしてくれるのと同時に、音楽に生命を吹き込んでくれる効果が出てくるのです。

 またこのループについても、巻き方の方向によっては逆効果になる事の方が3倍の確率で多いですから、簡単には真似の出来ないものです。この加速度配線という手法は理屈が解って初めて生きてくるものなのであって、無知な者にとってはかえって危険なのであります。


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