トップ情報スピーカーB&W 800〜2ノーチラスインシュレーターの情報>RK-BW・・・その14 「大地に根を張った樹木のようにガッシリとした」

RK-BW・・・その14 「大地に根を張った樹木のようにガッシリとした」


 ----- Original Message -----
 From:T.I
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Saturday, May 25, 2002 1:27 AM
 Subject: RK-BW購入後の感想 T.I


 標準のボールキャスターからRK-BWへ交換して一週間が経過しました。

 まずは交換後の物理的な変化から。部屋は7畳半のフロアーリングです。交換前はキャビネットを押すと不安定な振動が伝わってくる。床面の水平が取れていないのも原因だとは思いましたが、設置できる範囲に制限があるのでお手上げだったのです。ボード等を挟むのも、ちょっと躊躇していました。交換後は大地に根を張った樹木のように、ガッシリとした感じが触れる手に伝わってきます。

 音を出した瞬間、音量を上げすぎたかと思って慌ててアンプのボリュームを絞る。しかし、普段の音量よりも絞った状態だったので狼狽(笑)。音が前に出てくるとはこの事かと実感しました。と同時に絞った状態にも関らず、音像が痩せずに純粋に音量が落ちている状態(と言えばいいんでしょうか?)なのに気付く。

 ボリュームを上げた時の音が想像できる絞った状態です。これで夜でも小音量で音楽に浸ることができます。それに以前は低音時に床面全体が震えているのではと思えるほどだったのですが、かなり改善されました。変に広がってモヤッっとしていたのが、直にドシンと来るようです。

 まだ改善するべき部分は山ほどありますが、理想に向かって一歩前進できました。音を捉える感覚は、味覚によく似ていると勝手に思い込んでいます。十人が十人とも好む味(音)というのは画餅ではないでしょうか。でもRK-BW、一度は試食してみる価値ありです。この先、自分自身の舌(耳)で吟味して楽しみながら進んでいきます。良い作品を有難うございました。>感謝


backnext