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強力な磁気回路に耐えるバケットフレーム
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地球と同じような球体形状を持つ磁気回路です。一般的なスピーカーの円柱形のマグネット回路ですと、磁場の流れが不自然になるとの観点からひらめいたそうです。言われてみるとなるほどとうなずけるのですが、中々思いつくものではありません。
直径120ミリの無垢棒からお椀のような形に削り、上下に二つ組み合わせて球体にするという手間の掛かる工法を用いています。16,000ガウスの強力な磁束密度が生み出すパワーは38センチユニットクラス以上のもので、12センチフルレンジユニットをコントロールするには余りあります。
そんな強く重たい磁気回路を支えるには、それなりのフレームでなければ不要共振に悩まされる事になります。幸いにも原型のアルミ鋳物は充分な肉厚と余裕のあるサイズで出来ておりますので希望の形状に加工して貰う事が可能でした。
強力な磁気回路から生み出されるそのパワーを、魅力ある音につなげるには、素早く、ロス無く、スムーズな音楽振動の流れに変えてやる必要があります。
フレームを持っている私の人差し指のところの柱と、親指の柱の響きですが実はオクターブ関係にあります。こんなところにまで気を配って作り込んであるのです。
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