トップ情報私と車プジョー407 SW SPORT V6 3,000

プジョー407 SW SPORT V6 3,000編



 夕方の5時ごろに入ってくるという電話がプジョーのセールスからありました。

 来たばかりでナンバーが付いておらず、「乗れるのですか?」と訊ねると乗れないという。『走りが素晴らしいから乗ってみてくれ』と言われて来たのにと言うと、『上司に相談してきます』といってその場を離れた。

 数分後、脇に赤い斜線が入った輪番を抱えて彼は戻ってきました。
http://407.jp/

 運転席に座ると車のメーターはわずかに7キロ。

 この車は試乗車として私が初めて走ります。

 6速ですから、全く繋ぎ目感はありません。

 また、どこをとってもけちをつけるところは見当たりません。

 良く言えばスムーズ、悪く言えば優等生過ぎます。

 昨日407の試乗後、帰り道の途中にXMの修理の状況を確認する為にシトロエンのサービスセンターに寄りました。カーグラフィックにも大変評判良く書かれているので、ひょっとして貝崎さんは407買うんじゃないかと話していたところなんですよ。

 「407の2,200は良く出来ていて私もビックリしました」。「でも私にとってはどっちつかずの感じですから、今一歩購入には踏み切れませんでしょうね」。私にとっての本命は5メートル級のクルージングカーです。すなわちビッグシトロエンC6がターゲットです。

 『C5のV6もC6も407の3リッターとエンジン、オートマとも同じですから、407でもV6なら気に入られるんじゃないですか』。『あのエンジンと6速オートマの組み合わせは本当に良いですよ』。「そういえば、C5オーナーのほとんどの方が口を揃えて言うには、10,000キロ過ぎたあたりから別物のように良さが出てくるそうですね」。

 そんな昨日のシトロエンのサービスマンとのやり取りを思い起こすと、どんな変わり方をするのだろうという期待感が膨らんでくるのです。今日の試乗では私にアドレナリンは出ずじまいでしたが、”調教していく楽しみを味わってみるか”という気持ちで買う事にします。

 出たばかりの珍しさも人の関心を引きますでしょうし、カーオーディオのデモカーとしては良いチョイスでしょう。また、故障の心配ない商用車が1台ある事は何かと安心ですから、私の最高のお気に入りとまではいかないまでも、利益を生んでくれる頼もしい味方が増えたと見るべきでしょう。


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