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超特大スピーカースタンドとGIANT BASE
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GIANT BASE導入に合わせて、38センチダブルの大型スピーカーの専用スタンドをワンオフで設計しました。4本脚にするか、6本脚にするか考えましたが、インシュレーターで3点支持した場合にたわみが大きく出そうなのと音の事を思うと迷う事無く6本脚に決定です。
今までは直径十数センチほどのヒノキの丸太棒で3本支持でした。床は無垢のパイン材で立派な申し分のない物ですが、スピーカーの箱とスタンドと床の3種類ともソフトな木質なものですから全体に音が緩めです。
スタンド材が単なるずん切りですから、円形の面の三日月形の一部分しかスピーカーにも床にも接触しないので、いつもスピーカーの箱はガタガタして不安定状態にあります。これでは力強い音もデリケートな音も再現出来ません。
今回の音のグレードアップの狙いはスリリングな緊張感や激しさの表現にあります。その為にはもっともっと金属の力を借りなくてはなりません。
スピーカーの下にインシュレーターのBIGU、スタンドの脚の部分は6ミリ厚のステンレス、そして高さ調整可能な直径52ミリのずっしりとした無垢の真鍮製スパイクで出来ています。
その大型スタンドを受けるのが今回の主役であるGIANT BASEであります。こうしてスピーカーと床との間に3つの金属の精鋭達が新たに仲間入りしました。
このシステムの調教を手掛けさせて頂いて2年強になります。その試みた数はほぼ10回を数えますが、今回ほど根こそぎ音が変わったことはありません。地味に重ねて来た今までの努力が一気に開花したのです。
H様には多くの予算と時間を信頼して託して頂いておりますので、私の命に換えてもお応えしなければならない強い信念が出した音であります。
『これでイメージする音にまた一歩近づけた』と喜んで頂けました。
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