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ハイエンドショーでの評判は凄かった!



 10月の5(金)〜7(日)の三日間はインターナショナルオーディオショー、真空管オーディオフェアー、ハイエンドショーと三つのオーディオショーが同時開催となり、文字通りオーディ一色となった週末でした。

 当社が出展しましたハイエンドショーも今年は皆さんやる気に満ちていて、出品内容が大変魅力的で力が入っているのが良く解りました。

 今春発表しました第1作の「The Musicality」はブックシェルフ型のシンプルなフルレンジ一発ですが、最大の特徴は「ツインダクト圧力相対平衡機構」という、人間の鼻と口と同じような心肺機能を持たした物で、軽いコーン紙に掛かる背圧を吸音材無しで実現した画期的な新技術でした。その「The Musicality」も限られた時間の中においては一度も音出しで
きずじまいでした。


 とにかく今回のメインは第二作の「The Maestro」であります。初日と二日目はライターの村井裕弥さんにプレゼンテーションをお願いしました。小遣いの大半は音楽ソフトに消えて行くというほどですから、あらゆる音楽ジャンルにおいて物知りであります。


 村井さんには今回のカーディナルシリーズは試作の段階から何度もカイザー試聴室に来て頂き、開発の苦労話に始まり、音の変遷具合まで事細かくお話してあります。

 その軽妙な語り口は、寺島御大から”立て板に水”と言われる私も、とても敵わないほど見事です。オーディエンスの皆さんは彼の選んだディスクに真剣に耳を傾け、「The Maestro」の群を抜いたその性能の高さと音楽性に釘付けでした。曲を変える度に目の色が変わるのが手に取るように良く解ります。


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