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シトロエン/エグザンティア


 私の愛車はシトロエンのエグザンティア・ブレイク(ワゴン)です。その前はセダンに乗っていたのですが、ワゴンに替える際お客さんのKさんに譲りましたところ、あまりもの気に入りようで2年半ほど乗って最近新型のC-5に買い替えられました。私自身前に乗っていたエグザンティアは気に入っていましたので、そこで買い戻すことになりました。


 Kさんが来店された際に仲良く肩を並べて記念撮影となりました。ずいぶん新型のC-5は大きく感じます。特に高さ方向がゆったりしていますので乗った感じの広々した居住空間は1クラス上の車のようです。インパネ廻りもずいぶんと最近の感じを取り入れています。


 助手席に乗せていただきましたがシトロエン特有の船に乗っているような乗り心地は薄くごく普通の車と変わらないようです。時々やっぱりシトロエンだなあと感じるくらいです。今回のC-5は今までのように50.000キロ毎に足回りのガスを交換することは無くなったそうです。

 出戻ったエグザンティアは乗り心地が硬くなっていまして、シトロエン独特の快適なフィーリングはありません。そこで足回りを中心に全て点検してもらうよう頼みました。全部で16〜17万かかったでしょうか、戻ってきたら以前のように最高の乗り心地です。これでしたらどこまででも疲れることなく走れそうです。

 早速、先月の鹿児島、佐賀、福岡の出張にはセダンで行きました。ブレイクより更に乗り心地は良いです。久し振りの左ハンドルなので少し緊張していましたが、関門海峡あたりから勘が戻ったようです。朝の6時半に広島を出て昼過ぎには鹿児島に着いていましたけど、まったく疲れ知らずで快適なクルージングでした。特に道路の継ぎ目の小さなショックなどはほとんど感じません。「うにゅっ」という感じで越えていきます。

 あんまり調子がいいものですからついついスピードを出しすぎ、無人カメラが気になって仕方がありませんでした。車を運転することそのものはあまり好きな方ではないのですが、そうした私でさえもこのエグザンティアは運転していることを楽しく感じさせてくれます。

 これも長年独自の価値観を持って、シトロエンならではの足回りをかたくなに守り通し、積み上げてきた技術と磨き込んだ感性からはまるで人と車が恋をしているような不思議な感覚を覚えます。

 この感覚をローゼンクランツのインシュレーターにも盛り込みたいと思っています。使うほどに感じる音楽そのもののスピリッツを!。歯と歯茎の構造が生み出す音楽は何かシトロエンと相通じるフィーリングとして私には感じるものがあるのです。


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