トップカイザーサウンドオーディオクリニックの旅一度はあきらめたスピーカー再生

一度はあきらめたスピーカー再生



 ----- Original Message -----
 From: T.T
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Sunday, October 05, 2003 12:42 PM
 Subject: クリニックありがとうございました


 貝崎様

 このたびは長時間にわたってクリニックいただき、どうもありがとうございました。貝崎さんに来ていただかなければ、この先もずっと苦しんでいたことと思います。あのあと、居てもたってもいられずにラックの前後を逆にし、さらに素晴らしい音になりました。今まで恐くて聴けなかった「モノラル音源」をかけながらメールを書いていますが、部屋中豊かに歌っており、大満足です。

 そもそも私は、ヘッドフォン鑑賞のためにピンケーブル試聴を申し込んだだけなのです。その私のメール文面から「スピーカー再生の悩み」をするどく読み取った貝崎さんからのクリニックご提案が、すべての始まりでした。話はトントン拍子に進んで日程が決まりましたが、私にとっては夢のような話です。


 1円もお金をかけないで見事な音に


 当日、入室一番に「大丈夫、いい音で鳴りますよ!」といっていただきましたが、なにしろ入居2年半、一度もいい音で鳴ったことがないのですから、まだまだ不安です。

 貝崎さんは手始めに、スピーカーの後ろに立てている乱反射パネルの上下前後方向が違うことを指摘され、指示に従って直してみると、なんと! 一気に音が拡がってS/Nも良くなっています。今までこのパネルの間違った設置がかえって音を抑えつけていたとのことですが、このパネルは乱反射を発生させるものであり、方向性があるなど考えたこともありませんでした。

 製作者に聞かせたら怒り心頭だと思われます。しかし、実際に出てきた音が、全てを物語っているのです。その後、片側2組ずつのパネルの組み方も物体のもつエネルギーの方向に従って「加速度設置」で音が前に出てくるようそれぞれ置き直し、さらに良くなりました。

 この出来事で、今日は何もかも貝崎さんにお任せしようと心に決めたのです。クリニックが始まってたった10分のことでです。もちろんお金は1円もかかっていません。


 信頼が生まれるのも全ては結果から


 次に、スピーカーの左右の方向性、スピーカーボード・ケーブル・Yラグの方向性をそれぞれ調べていただきましたが、スピーカーは左右入れ替えた方がよく、Yラグも不揃いなのでかえって切り落としてしまった方がよいとのご判断。私はすでに貝崎さんの腕を信頼しきっておりますので、「どうぞどうぞ切ってください」と何のためらいもありません。Yラグを切り落とし、端末処理をする手さばきは見事なものでした。

 処理が終わり、スピーカーの設置位置もカイザーゲージによって調整し、これまで聞いたこともないようなストレスのない、豊かで力強い音になりました。この時点で終わっても、私にとっては満足でした。

 休憩後、「これからが今日の本番です」ということで、スピーカーのネジを全て外し、エネルギーの順番に締め直すという「加速度組み立て」を施していただきました。ネジとワッシャーのエネルギーを調べる貝崎さんの姿は、人によっては異様に見えるでしょう。が、それは科学で説明のつく出来事しか信じられない固い頭と心のせいなのであって、「科学は常に事実の背中を見ながら追いかけている」というのが本当のところだと思えます。

 結局、1円もお金をかけない範囲で、今まで30点だったシステムが90点になってしまいました。

 ここからラストスパートで、電源周りから1つずつローゼンクランツのタップ、ケーブルに替えていくと、音が開放され、鳴り方が力強くなっていきます。一番効いたのは電源周り、特に「ナイアガラJr.」の威力はすさまじく、システムは120点に跳ね上がりました。最後に不揃いだったタップのネジを組み直し、さらに音はよくなっています。

 このタップはデモ用とのことでしたが、もう以前のタップに戻す気になれません。貝崎さんにお願いして、タップだけは置いていってもらうことになりました。



 見えてきた先のプラン


 今回のクリニックで感じたのは、音楽ファンは何より自分のシステムで良い音がしなければ、いずれ音楽から離れてしまうということです。したがって、イベントよりも訪問クリニックの方が何倍も効果的であり、圧倒的に口コミで広まる強みがあります。ですから貝崎さんの「草の根運動」的なこの訪問クリニックは、ぜひ続けていただきたいと思います。

 代金は月曜日にお振込みいたします。また、ボーナスで電源ケーブルの1Sパーフェクトを3本発注する予定ですので、またよろしくお願いいたします。あとご指摘のとおり、低音の詰まりがやはり残るので、いずれサウンドステーションもお願いすることになるでしょう。とにかくこの先、数年間の発展計画が立ち、迷いが消えました。

 今回はどうもありがとうございました。

 T.T


 2003/10/29 部屋のどの向きにステレオをセッティングするのか?


 部屋のどの向きにステレオをセッティングするのかというのも、良い音を作り上げるためには大変大きな要素です。今回大変役に立つ例がありましたのでご案内させて頂きます。Tさん宅へクリニックにお伺いした際、部屋に入るなり、

 「現在セッティングしている所より入って正面に当たる面の方が良いですよ」。

 「いつか、模様替えの時には一度やってみてください」と軽くご案内申し上げておりました。


 ここで一旦話が変わります。


 Tさんは現在お使いのスピーカーベースが今ひとつ気に入らない様子だったので、この度、N.Tさんというお宅へサウンド・ステーションを配達に行く機会がありました関係で、「ご一緒しませんか?」とお誘いしたのです。

 先で導入してみたいと考えておられたTさんはにとっては、大いに興味のあるところだったはずです。実際にご案内した先での使用前、使用後の音を確認して、その音楽性豊かな音の変ぼう振りには驚いておられました。

 先ず、何よりも楽器の音色がまるで「おもちゃ」と「本物」の差ぐらい違うのです。あっ、そうでした、そうでした、今回はその件について詳しくお話しするのが目的ではなく、部屋の向きによる音の違いの大きさについてが主題です。


 ささやくように、アドバイスしただけなのに


 その帰り道Tさんをご自宅までお送りしたついでに、チョットお邪魔して帰ろうと思って部屋に入ると、まるで違うお宅にお邪魔したかのようにがらりとセッティングが変わっているのです。

 一瞬目をパチクリ!、パチクリ!してしまいました。

 そして驚いた事に音響拡散パネルも4枚とも全部取り払っていました。それでもはるかに今の場所に移した音の効果の方が大きく、凄く良い音で鳴ってくれるんです、と嬉しそうに話すTさんの顔は最初にお伺いした時とは別人のようです。

 


 マイナスをプラスに転じられた喜び


 そして彼曰く、

 「カイザーさんに言われた事が気になっていたので思い切ってやってみたんです」。

 「そうしたらこの音でしょう!、

 あの一言のアドバイスは大きかったですネ」。

 「そして僕なりに考えてみたんです、

 この天井の形状を見てください」。

 「以前は階段状になっているこの形が音に悪さをしていて、

 この部屋では絶対に良い音では鳴らないと自分ではあきらめていたんです」。


 「それが良い音が出た途端に、

 この形状がカイザーさん仰るところの、

 ”ホップ”、”ステップ”、”ジャンプ”の「加速度形状」になっている事に気がついたんです」。

 「ある程度のパターンで末広がりなんですね」。

 「ついこの間ローゼンクランツのウェブで天井にQRD反射パネルを取り付けた時の事が載っていました、

 あの感じはきっとこうなんじゃないかと思ってしまいました」。


 苦心の後に掴まえた喜び


 前回クリニックでお伺いした際に私が精一杯出した時の音を上回っているのです。私も嬉しいのやら何やら変な気持ちでした。ご自分で発見しその効果がこれだけ激変すれば嬉しいに決まっています。ましてや1円もお金は掛かっていないのですから。

 この写真からもお分かり頂けるでしょうけど、天井には幾多の張物をテストした苦心の跡が残ってあります。当然借家ですから出る時には補修しなければならないでしょうけど、当時はそんな事などそっちのけで何とか音を良くしようと暗中模索状態だったのでしょう。

 こうした事がきっかけで、好きな音楽を思う存分楽しめるようになった喜びを楽しそうに話している様子をそばで見るほど嬉しいものはないですね。そこでもう一つ今回のセッティングの中で気がついた事がありましたので宿題としてテーマを差し上げました。


 その部屋に於ける音のエネルギー軸


 それはこの部屋に於けるエネルギーの中心軸という問題です。

 ラックのセンターの位置が私の見立てでは約10cmずれています。それが黄色のテープで示した物です。

 スピーカーもろとも全部そこを中心にして左にずらしてみれば必ず結果が出るはずです。

 その答えを次回にまた呉れるでしょう。


 2004/03/11 納品ありがとうございました


 ----- Original Message -----
 From: T.T
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Tuesday, March 09, 2004 12:08 AM
 Subject: 納品ありがとうございました


 貝崎様

 Tです。このたびはサウンドステーションの納品、ありがとうございました。イベント翌日のお疲れの中、いつもながらのサービス満点のクリニックも施していただき感謝しております。そういえば三次元スピーカのイベントもサービス過剰と思えるほどの盛り沢山な内容で、あんなことをタダでやってしまって、息子さんが戒めたくなる気持ちも分かるような気がします。しかしその溢れる思いが、製品に魂を込める結果になるのです。

 さてサウンドステーションですが、この製品はすごい!。今までのステップアップの成果が一気に実りました。一言でいえば部屋全体が楽器になったようです。とにかくアグレッシヴな音がグイグイ迫ってきて、居ても経ってもいられない感じです。それでいて音には余裕があり、場が暖かくて、奏者の実在感があります。まさにこんな音が欲しくて今まで苦労してきたのです。


 今回は調整に思いもかけない「和製ロック」(B'z)を使用しましたが、狙いはバッチリでしたね。このアルバムは9年ぐらい聴いていませんでしたが、愛聴盤になりそうです。確かに緩急の激しいクラシック音楽はオーディオ調整には向きませんね。今はヘンデルのコンチェルトグロッソを楽しく聴いています。音楽が音階(倍音)から構成されているならば、感動の質はジャンルを選ばず共通しているんですね。

 もちろん今回の成果はサウンドステーション+ナイアガラJr.加速度組み立て+ジャンパーケーブルという3要素の相乗効果があってのことと思います。しかしそんな序列は私にとってはどうでも良く、いよいよシステムがチームとして実力を発揮し始めたのでしょう。

 あれから聴いていて問題点と思えるのは、やはりジャンパーケーブルの性能が高過ぎて(?)、SPケーブルの貧弱さによって高域がエネルギー過剰に感じられてしまっていることです。これはローゼンクランツのSPケーブル&ピンケーブルを導入して電送系を揃えることで解決できると確信しています。

 またフローリング床の下の鉄筋(?)が低音のE(ドレミのミ)だけを強く共振している点が、昔から気になっております。しかし今はそれらの欠点にもかかわらず、やっと「勝ち越し」に達したという充実感を味わっております。これでやっと音楽を堪能できます..。

 近いうちにケーブルを発注します。これから先は今までのような「マイナスの克服」ではなく、「より良く」というプラスの方向になること間違いありません。

 それでは、これからもよろしくお願いいたします。


 004/05/09
 スピーカーアタッチメントのリミティッドモデル1号機を購入されたTさんの感動のレポート

 ----- Original Message -----
 From:T.T
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Saturday, May 08, 2004 1:40 PM
 Subject: T.T です。感想送ります。


貝崎様

 T.Tです。先日はどうもありがとうございました。突然お電話いただきびっくりしましたが、何ともタイミングの良いご提案で「待ってました!」と心躍りました。と言いますのは、先日SPケーブル・ピンケーブルの1S(8NLimited)を追加導入し、「これでケーブル類が電源からスピーカーまで三拍子揃って完璧だ!」と期待したのですが、音のエネルギーは素晴らしく増大したものの1週間ほど聞き続けるうちに高域のキツさと低域のヌケの悪さ(特定の音程だけが床との不快な共振音をたてる)が再び気になり始めていたからです。

 それでレポートの筆が進まなかったのです。「ここらあたりがFB-1の限界か?」と諦めかかっていたところに、鹿嶋のお客様の「指標値400のFB-1」の記事を拝見し、初めて迷いが生じました。次にSPアタッチメントを入れるべきかアンプを新調すべきか..。そこに今回のSPアタッチメントLimitedモデル導入のご提案をいただき、さっそくお越しいただいたわけです。結果は物凄いことになりましたね!。

 ここで話が逸れますが、セッティング前に話したことが興味深い内容でした。いわく「カイザー理論でオーディオの音が良くなるのはあくまで普遍的な真理の一面的な顕れであって、スポーツ・人との会話・政治経済など全ての事象は音楽と同じ、根っこになる真理は全て同じはず」、「人間の血の赤さと、鉄を灼熱で溶かした時の赤さは同じ、だから鉄というのは、血が流れる人間の感性に訴えるオーディオ機器において最も重要な素材」など、音楽だけにとらわれず森羅万象を広く追求する貝崎さんの姿勢に打たれました。

 そんなわけでアタッチメントを取り付けたのですが、その前にシステムの能力によってスピーカー間のベストな間隔が変わってくることも実験しました。今回のアタッチメントはLimitedモデルの第1作ということで、大変光栄なことです。これで電送系が全てLimitedで統一されました。

 その効果の凄さは予想していたつもりですが、モーツァルトの「レクイエム」が凄い音で鳴ったのには感動しました。このベーム指揮の古い録音は、買って1、2度聞いてそれっきり。今回も「これ、録音が古いのですが..」とわざわざ断りを入れてから再生した途端、まるで最新録音のように鮮度抜群のコーラスが飛び出してきたので驚きました。私は右端に座っていましたが、舞台左側で歌っている女性パートが空間全体に広がっていく様子が分かりました。また、どんなにフォルテで奏する場面でも、低中高、決して音が歪まないのです。

 結局、貝崎さんがお帰りになったあとも聞き続け、最後まで聞き通してしまいましたが、「いやーまさに名曲の名演奏ですねこれは!」。宝物が一つ増えました。また、ピアノ伴奏のカバリエの独唱が生演奏さながらに鳴った時も凄かったですね。特にピアノの澄み渡るようなタッチと倍音の美しさがこのスピーカーから鳴っているのが信じられません。

 そして、鳴らしていくうちに見る見る音がこなれて来るのはローゼンクランツ製品いつもの現象です。それにしても初めて音出しする製品にもかかわらず、たった10分程度で鳴るようになるということは、世に言う「エージング何十時間、何百時間必要」という定説はいったい何なんだろう?と疑問に思ってしまいます。

 貝崎さんがお帰りになったあと、スピーカーの位置を4ミリほど前にずらして更に良くなりました。実はお越しいただく前に、低音の共振をどうにかしようとして最初より4ミリ後ろにずらしたままになっていたので、それを元に戻したわけです。今は共振はほとんど気にならず毎日聞いておりますが、左右スピーカーの真ん中に堂々と座って安心して聞いていられるというのは実に何年ぶりのことでしょう? 一時はヘッドフォンに逃げましたが、貝崎さんに巡り合えて本当に良かったと思います。どうもありがとうございました。

 最後に、アタッチメントの代金はすでに振込み手続き完了しておりますが、手続き時間の関係で5/10の扱いとなってしまいました。ご了承いただければ幸いです。

 では、またお会いできる日を楽しみにしております。 T.T


 セッティングも第4楽章へ


 一つ一つ階段を登るようにして私との二人三脚で音を育んできたT.Tさんのシステムですが、そろそろ最終章に差し掛かろうとしております。今回の場合、ご自分で揃えられた機材の買い替えについては私の方からすることは全くありません。その理由は、お客さんの手持ちの機材で良い音を作り出す事を私の基本ポリシーとしているからです。

 そろそろ機材の持てる能力を引き出せたと判断されたのでしょうか、アンプをマランツのPA01に変えてみたいと相談を頂きました。「思った通りに為さるのが一番ではないでしょうか」とモディファイをしたうえでお届けに上がりました。

 そして発売になったばかりのPB-BOSSをスピーカーに履かせ替えです。今まで使っていたDADDYとの音の差ですが、アグレッシブにグイグイと音楽が迫ってくるような変化として感じました。根こそぎ持って行くようなイメージとでも言っておきましょう。

 アンプとCDには可愛い木製のインシュレーターが使われていました。これにDADDYを入れた上でアンプも交換です。


 V字型加速度セッティング


 音を聴いていてふとひらめいたのです。

 そのひらめいたアイディアとはV字型のセッティングです。

 今までは横一線の配置でした。

 スピーカーの前にラックが出て来ることは一般的には嫌われます。

 システム全体のレイアウトが3人で組む騎馬と同じになるようにしてみた事です。


 聴いて悪ければ戻せばいいことです。

 全ては出た音の結果次第です。

 試みもしないで決め付けるのは最初から勝負をあきらめたも同然です。

 「空間の音楽エネルギー波動」と、

 「床を軸とした音楽振動波動」との融合のベクトルによって音は出来るはずです。

 とりあえずは、0.15kaiserだけラックを前にもって来ました。

 これで一先ずしばらく試して頂く事としました。

 その感想はまたご本人から頂けるでしょう。

 こうして、次から次に新しいアイディアが湧いてくるのです。


 2004/06/29 やっと落ち着いてまいりました


 ----- Original Message -----
 From: T.T
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Sunday, June 27, 2004 10:39 PM
 Subject: やっと落ち着いてまいりました


 貝崎様

 先日はアンプとPB-BOSSの納品ありがとうございました。

 意外と効いているのが「ラック前1点・スピーカー後ろ2点のシステム加速度設置」です。音がすごく立体的になりました。今まで中央の音場が弱かったのが解消され、ステージが全体に浮かぶようになりました。今は1週間経ち、音も落ち着いてきて、目をつぶって音楽を堪能できるようになりました。

 まずアンプのおかげでしょうか、スピーカーのドライブ能力が素晴らしく、圧倒的なエネルギーが音圧となり、身体で受け止めるのが精一杯です。今までのリトル・プラネットとは対極的な性格のアンプのように思えます。全くストレスなく、「あるものは全て出す」というローゼン・クランツの方針と重なる鳴り方です。しかも、鳴らしていくとリトル・プラネットより繊細な音を出します。繊細さが売りのリトル・プラネットに勝る点という事実は、驚異的です。言ってみれば「高も中も低もなく、ただ素直に鳴らす」ということで、それで充分だと思います。

 BOSSですが、今の私の耳では単独で効果を感じられるほどのレベルに達していませんが、今回でDADDYをアンプとCDプレーヤに入れたことで、振動が統一された効果を感じます。CDプレーヤは最初は前1点で支持しましたが、あまりに暴れ馬のような鳴り方なので、手綱を引かせる意味でCDプレーヤだけは前2点にしました。これでちょうどバランスが良くなった感じです。

 それにしても、これだけシステムの能力が上がってくると、セッティングに敏感に反応するようになりますね。特に拙宅は壁の吸音処理を一切していないため、スピーカーを1ミリ動かすだけでコロコロ音が変わって大変です。

 最後に、料金は振り込み手続きいたしました。月曜日に入金になると思いますので、ご確認ください。今後は、アンプのモディファイ第2弾、ラックの予告篇として足のインシュレータのグレードアップなど考えるだけで楽しいです。しかし、やっと音楽世界の深遠に足を踏み入れたところです。ここまでくれば焦ることはありませんので、しばらく音楽の楽園に遊んでみようと思います。

 では、またの日を楽しみにしております。くれぐれもお身体お気をつけください。


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