トップ情報ケーブルRGBケーブル試聴体験レポートコンテスト楽器の音色の質感、音の余韻が生音に近く、実にリアル

楽器の音色の質感、音の余韻が生音に近く、実にリアル



 ----- Original Message -----
 From: K.U
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Monday, March 28, 2005 11:20 PM
 Subject: RGBの試聴記

 カイザーサウンド 貝崎様

 こんばんは。
 遅くなりましたが先日購入したSP-RGB1の感想の拙文を送らせていただきます。
 K.U

 ローゼンクランツのSPケーブルの試聴案内が届き、今回はローゼンクランツにしては価格が随分と手頃なこともあり、早速貸出し申込をしました。届いたケーブルを見ると表面の皮膜処理がなんとも独特な質感です。それにしても編まれた3色の色合いに規則性を持たせるとは、今回の着眼点も常人にはとても浮かばないことです。
 

 装置ですがアンプはAirbowのType1、スピーカーはレイオーディオKM1Vです。これまではSPケーブルで色付を持たせず、アンプからできるだけフラットに信号をSPに送るべく意図で、ビンテージのウエスタンエレクトリックのかなり細いものを使っていました。 

 繋いでまず感じたのは、元気が良いこと。ボリュームが上がったように思えました。聴いたのはジャズのライブハウスの録音で、テナー、トロンボーン、ドラム、ベースの編成で、インプロバイズの多い、イマジナティブな演奏です。(メインストリームジャズに対してダウンタウン系と言われているそうです)私はジャズは静かに寛げるような音よりも、こういうものが好きなのですが、そういう演奏が今までに増してすごくカッコ良く聞こえるのです。

 自分でもアルトサックスをやっているせいか(初級の腕ですが)、楽器の音色の質感、音の余韻が生音に近く、実にリアルに感じました。今までもそれはありましたが、今聴いてなお、より感じられるということはこのケーブルが装置全体に良い方向に働いていると思えます。  

 この音は音質を評価するときに言われる音場、広がり感、低、高音の出方がどうこうとかそういうことよりも、演奏のありのままの温度が伝わり、それでそういう演奏なら、ちょっと大袈裟に言うと自分の体温も上がってしまうような、オーディオ的というよりも音楽的な音だと思います。またケーブル自体にオーディオ的な癖のような物がありませんから永く使っていけそうです。(ある種のものがあるのかもしれませんが私は感じませんでした)

 そういうわけで、ニューカマーのRGB SPケーブルはCDを聴いてる時間がこれからより楽しくなっていきそうなので購入決定です!!


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