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真の意味でのハイスピードケーブル



銅 賞

 ----- Original Message -----
 From: "N.O"
 To: <kaizaki@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Tuesday, April 12, 2005 5:55 AM
 Subject: ケーブルの感想
 
 貝崎様

 岡山のN.Oです。
 ケーブルの感想をおくります。

 つなぎ変えて一番驚いたことは、音量、つまりボリュームの位置がぜんぜん違うこと。時計で言うと、47・48分の位置から一気に42・43分のあたりまで下がります。それで十分楽しめるのです。

 それはコンプレッションがかかりあがったものとは明らかに違います。それは、まず音が自然に広がりること。そして、古いLPからの復刻を聴けば特有針音やノイズをそのまま拾っているのが分かるから。でも嫌味じゃない。音楽の中にきっちりと収まる。50年代・60年代のものは、テープとヘッドが擦れて再生されるさま、ちょっと大げさかもしれませんが、そんなものさえ感じられます。

 そして、どうしても今まで楽しむことの出来なかった、最新録音。生き生きと蘇えります。演奏者の気配がより感じられるとともに、それが音楽と一体となったものであること
を強く感じさせてくれます。

 いままで無意識のうちに避けてました。だって古いもののほうが圧倒的に楽しめたから。これが音が萎えていないということでしょうか。

 ハイテクを駆使した、ケーブル。僕にとって、グレードと比例して正直、胸が悪くなるものを感じておりました。音を聴いて胸が悪くなる?ありえないことです。
「ケーブルは安いもので十分」という方がいらっしゃいますが、ある意味正しいと思っています。素材の音を感じさせるのですね。どれも。

 いい演奏とは楽器の音や存在を感じさせなくなると言われます。そういう意味でこのケーブルは色付けの無いケーブルだと思います。ローゼンクランツの製品は常々無色透明だと感じていましたがさらにその思いを強くした次第です。

 そして最後にどうしても言っておきたいこと。それはローゼンクランツのケーブルは真の意味でのハイスピードケーブルではないでしょうか?。世間でも、もっともっとそのことは言われてもいいような気がするんですが、いかがでしょう?

 まだまだ色々感じたことはあるのですが、上手くまとまりそうにありません。
 このあたりでご容赦ください。

 このたびはありがとうございました。

 N.O


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