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STB-51


STB-51 \29,000
CECベルトドライブ式CDプレーヤー、51シリーズ全機種に対応



 - 特 長 -

 もともとベルトドライブ式プレーヤーは滑らかな音が長所ですがSTB-51をお使い頂きますと、今まで苦手としていたアタック音が力強くなります。

 それと同時に不要共振が取れることにより、何より音のS/N比が圧倒的に上がります。

 それによって中音から高音にかけての音の抜けが驚くほどスムーズで自然になります。

 また今まで聴き取りにくかった低音部の音のピッチが非常に鮮明になります。

 ボーカルをベース一本で静かに小さく、優しく支える様子などは、超高額なCDプレーヤでもその雰囲気は中々表現できるものでは有りません。

 しかしこのSTB-51はその事を可能にしてくれるのです。


 - サイズ -

 直径 94.5mm 厚み 5.7mm 重さ 320g


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カイザーサウンド有限会社
担 当 貝崎 静雄(かいざき しずお)
E-mail info@rosenkranz-jp.com
Hiroshima Tel 082-230-3456

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STB-51の評価


 付属品との交換でさらに魅力度をアップ
林 正儀

 P-0とはある意味正反対なのが、CECのベルトドライブだろう。

 ”剛”に対して、”軟”・・・・・・

 そのアナログテイストな音の個性は、絹目ごしのメロウな表現を好むクラシック通には好評でも、ジャズ好きにしてみると「もっとガッツがほしい、シンの太さがほしい」ということになる。

 したがってこのTL-51Zをチューンする目的はただひとつ。

 ジャズフリークをうならせる野太い音、もっとエッジの立ったストレートな鳴りだ。


 ローゼンクランツのSTB-51は、まさにその方向を狙っての開発であり、もちろんCECの推奨品。こちらは広く薄くディスク全体を覆うような形状だ。

 アナログスタビライザーのDAIBUTSUの原型になっているというだけに精度、完成度とも素晴らしいものがある。

 エッジが立ちストレート重心を下げて引き締める。

 載せよう。

 ちょっと手元がおぼつかないが、その瞬間はすぐに驚きへと変わる。

 響きの重心がぐいっと下がり、しかも弾力や解像力が出ている。

 低音の質そのものが膨らみ系から適度な引き締めを感じさせる音調に変化。ドラムのキックが逞しさを帯び、ドスドスと切れ味明快。

 風圧の呼吸を肌で感じ取っているようだ。ボーカルが一歩前へ出て、金管やシンバルの高域情報が目の前に炸裂する感触はちょっとオリジナルでは味わえないものだろう。

 改善度はズバリ50%のアップ。

 だがクラシックを聴けば本質的な音色の暖かみや心地よさは残っており、本品はソースにより好みにより、その都度使い分けることを薦める。

オーディオアクセサリー 102号より転載




お客様からのメール


 ----- Original Message -----
 From: "K.M"
 To: <info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Wednesday, September 17, 2008 12:59 AM
 Subject: STB-51の音に関して

 14日午後にSTB-51を受け取りました。
 ありがとうございます。

 もともとジャズしか聴きませんので、ベルトドライブのCDプレイヤーでジャズを聴くことに一抹の不安がありました。しかし、ピアノとヴォーカルをより美しく、より滑らかな音でに聴きたかったのと敢えて挑戦してやろうという気持ちが沸いて来ましたのでCECのプレーヤーとしました。

 予想どおり音の出方が綺麗過ぎて前に音が飛び出してこない、大人しい音しか出ないのです。そこでSTB-51にご登場願ったわけです。以前PB-BABYを使い始めた時、振動を抑えて余分な音が出なくなったのみならず音に響きが加わって豊かな音に生まれ変わった時と同様の感動が再び甦ったようです。

 予想以上にジャズ向きの音に生まれ変わり、音が前へと出るようになり、音の定位も明確になり、楽器の位置関係、ライブならその会場のスケール感がある程度判るようになりました。

 後はもう少し低音の量が増えればもっと良いなと欲なことを考えていて、その方策をこれからあれこれ思考してみようと思っています。

 それからSTB-51を使ってみて思ったことですが、STB-51をCDプレイヤーから外して置くときに私はカメラ用のシリコンクロスの上に置くようにしていますが、可能ならそのような柔らかいクロスに梱包してもらってそれを後にSTB-51を仮置きする時に利用できれば便利ではないかと思います。

 また、同封のカタログにSTB-51の使用例として写真が載っていますが、小さな写真なので説明文のどこかにスタビライザーのどちらが上でどちらが下なのか記載してもらっておいたほうが、我々のような素人に安心して使えるのです。余計なことですが付け加えさせていただきました。

 今回のわがステレオの音の変化を経験してみて、改めて貝崎さんは音の魔術師だと感じさせられました。

 今後益々のご活躍を期待しております。

 K.M


 ---- Original Message -----
 From: "J.G"
 To: <info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Friday, May 06, 2005 4:37 PM
 Subject: STB-51試聴後の感想

 貝崎 静雄殿

 お世話になっております。

 先日、貸し出し機STB-51を送って下さり、その性能を自宅で試すことができました。自分のシステムをいろいろと考えることになり、貸し出し試聴中は大変、有益な時間を過ごすことができました。感謝の気持ちを込めて、短いですが、感想文をお送り致します。貸し出し試聴の機会を下さった貝崎 静雄殿に心から感謝致します。今後もよろしくお願い致します。

 以下、STB-51を約1週間使用した感想です。
 使用CDプレーヤー:AIRBOW CD-1.Limited
 使用音楽ソフト  :室内楽、交響曲、Old jazzなど

 STB-51を使用すると、どの曲も広がりと奥行き感が豊かになり、コンサートホールの雰囲気を味わうことができ、オーディオ的よりも音楽的に変わりました。そして、音に力感が増し、重心は低く、温度感が若干向上し、音が散漫にならないのが何よりも立派でした。 

 響きを殺し過ぎないことから音と音の繋がりが上向し、楽しい音楽鑑賞ができるのも嬉しいことでした。特に、ピアノやヴァイオリンソロ、小編成曲ではSTB-51の良さが光る場合が多く、生き生きとした音楽になる場合も多くありました。

 その反面、やや音の音像が大きくなり、そのせいか、交響曲では各パーツの音が重なるときに僅かに音が滲むことを覚えています。言い返せば音と音の繋がりが良くなることになりますが、自分の好みには若干ずれがありました。また、ほんの僅かですが、音の角が丸くなり、アタック感も低下し、音楽ではなく音の繊細さと鮮度が若干ではあるが、下がったように聞こえました。

 以上の試聴結果から、自分が出した結論はできれば純正とSTB-51の2つ所有し、曲によりスタビライザーを使い分けることがベストではないかと思いました。


 ----- Original Message -----
 From: Y, A
 To: <info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Tuesday, September 17, 2002 4:12 PM
 Subject: 試聴結果

 試聴品の貸し出しありがとうございます。早速試聴したので公約どおり感想を述べます。

 装置は先日お知らせしたとおり、トランスポート CEC TL-51、DAC CEC DX71、パワーアンプ マイケルソンアンドオースチン TVA-1、スピーカー ハーベス HL-コンパクト7です。部屋は20畳洋間、ライブです。ジャズ、クラシックなどのアコースティックなソースがほとんどです。

 この装置ではクラシックでは音色、音場感などまあまあ気に入っていますが、以前はスピーカーに小口径フルレンジのバックロードを使用していたため、特にジャズにおいて立ち上がり感の鈍さや定位の甘さが気になっており、スピーカーの性格かと半ばあきらめていました。

 まず手軽な方から、STB-51を使用してみました。ソースはトミーフラナガンのシーチェンジズです。ここでは若干重心が下がると共にベースの音程が明瞭になることを確認しました。またシンバルをスティックでたたく感じが出てきて、今までカシーンといって散乱していたものが、カツーンとなり、いわゆる「スティックの木を感じさせる」といった表現に近づいてきました。ブラシではスピード感が御機嫌です。STB-51に使用されている真鍮がシンバルの再生に対して相性がいいのでしょうか。

 続いてPB-JRUをスピーカーの下に敷いて見ました。スピーカースタンドはアコースティックリバイブです。これまでは山本音響製の黒壇スパイクを使って3点支持しており、これはピアノの倍音が美しく伸びるので、気に入って先代スピーカー時代から長く使ってきました。

 ソースはシーチェンジズに加えてボーカルとしてケイコリーとエリッククラプトンを加えました。結果は上々で、ボーカルの中域が充実し、口元が締まりました。またこれまで音像が時折揺らぐ感じになっていたものが、JRU使用後はボーカルも微動だにしません。ふんどしを締めた状態といえばいいでしょうか。この状態で何枚か聴きなれたディスクをかけました。当たり前の音が当たり前の位置で鳴っている状態です。音像を追いかけて補正する作業から開放されたので、音楽に没頭できるようになりました。

 また、ライブ盤ではドラムのスピード感が上がり、熱い感じが出てきました。インシュレーターとスタビライザーの使用により位相が合った感じが得られたことは不思議です。この音像の充実感と立ち上がり感は小口径のフルレンジでしか得られないとあきらめていたので、この結果は予想以上でした。ためしにSTB-51を除いたりJRUを除いたりしてみましたが、共に作用は同じベクトルを向いており、どちらかが欠けると効果も減るようです。

 最後にバイオリンを中心としたクラシックをかけて見ました。特にインシュレーターの使用による悪影響は感じられず、倍音もたっぷり再現されます。むしろ、これまでは奔放に鳴って散乱していた倍音が整理された(無くなったということではありません)といった印象です。五嶋みどりのバイオリンがこれまでにない浸透力をもって鳴りました。

 以上、結果には満足しています。JRUとSTB-51共に欲しいのですが、さしあたり新品を貸し出してくださったJRUを購入します。STB-51は後ほど購入する予定です。したがってSTB-51のみ返却しますのでご了承ください。支払いについて手続きを教えてください。


 ----- Original Message -----
 From:H.I
 To: <info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Sunday, April 14, 2002 7:45 PM
 Subject: 試聴の感想

 PB-JR(H)、STB-51の試聴ですが、私にとっては、素晴らしいものでした。私の部屋は和室の6畳で、とかく低音が響くとホ゛ーンいうように緩くなる傾向があります。PMC-FB1は低域がスパッと止まるということで導入し、本当の生に近い音を求めて、Airbow CD-1,アンフ゜は、LUNAを購入していますが、まず聞き疲れという面では、全く不満はありません。自分ではこれ以上の機器は無いと思っていますが、いまひとつ何かグッと来るものに欠けて、なにかモノクロのような感じで音楽に対して熱くなれなかったのです。

 そこで大出力のアンフ゜に変えるしかないとおもってたところ、オーディオアクセサリーの本でローゼンクランツのページを見て、ホントにそんな物で音が変わるのかと思いましたが、百聞は一見にしかずで試聴をお願いしました。

 まずオリジナルのスパイクだけをつけてみると、いきなりスピーカーが元気になりました。そのかわり低域が鈍くなりました。でもこの地点でこれは、ひょっとすると、ひょっとするぞと思い、PB-JR(H)をつけてみました。すると今まで聞いていた音に温度がついたような、冬から春になったイメーシ゛にかわりました。先入観でそう感じるのかと思い、今度は、夜静かになったところで何回もつけたり外したりして聞いてみたところ、もうPB-JRなしではとても血がかよった音楽には聞こえない。この感じは、いくら機器をかえても出ることのないような感じです。

 それからしばらくこの感じになれたところでCD-1にSTB-51をのせてみるとはたまたびっくりしました。先ほどの音が、さらに温度感があがった上、演奏者の気配まで出るではありませんか。これはすごいことになったと、妻にいったところ、そんな物で変わるわけないじゃんというので、普段のスタビライザーとSTB-51をどっちをセットしたか私に分からないように目隠しして、妻にセットしてもらいましたが、もう音が別物なのですぐどちらか当てましたところ、感動していました。

 それからまたPBを外してSTB-51だけできいたところ、不思議なことに先ほどの音は全部無くなりました。STB-51だけでは駄目なんだということがわかりました。私の機器では、PBなしではSTB-51が生きないということがわかりました。両方揃ったとき始めて、素晴らしい威力を発揮するということがわかりました。しかしなんとつやつやした音なんだろうと久々に鳥肌がたつくらいの感動ができました。ありがとうございました。



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